2010年01月01日
2010年
今年もよろしくお願いします。
euphoriaは今年、
ニューアルバム"fluidify"リリースをはじめ、
いろいろと面白い動きをしていければと思っています。
1月1日の空
2009年10月19日
点と展 vol.2
12/4(土)に行うeuphoria企画「点と展 vol.2」に向けて、
トップページをリニューアルしました。
今回のメインビジュアルは、ビー玉です。
久々にビー玉を購入(笑)。
照明を工夫して、
背景を地平線のような感じに。
マクロレンズは撮影しながらワクワク感があります。
2009年06月25日
赤い南天の葉
ニュースになってましたが、3万5000年前のフルートがドイツで発見されたそうで。
どんな音がするんでしょうか。
2009年01月15日
2009年
遅ればせながら、
今年もよろしくお願いします。
2008年11月27日
12/6ワンマンに向けて
12/6(土)のeuphoriaワンマン"silver lining vol.4 - useless ruler"に向け、
リハーサルと並行して、会場に展示する写真の撮影を進めています。
useless ruler = 使いものにならないものさし
という言葉から、どんな見せ方ができるか考えながら、
このテーマに合わせて新たに撮り下ろしているところです。
2008年10月25日
グループ展 "Breath" 終了
高円寺のカフェ「百音」でのグループ展が無事終了しました。
足を運んでくださった方、ありがとうございました。
2008年10月10日
高円寺でのグループ展
東京・高円寺のカフェにて、
友人とグループ展をやっています。
油彩、植物、写真の展示で、
僕は、上のDMに使われている写真含め、写真作品4点ほど出しています。
詳細は以下になります。
◆non-standard world exhibition "Breath"◆
[会 場]百音 mone(東京・高円寺の小さなカフェギャラリー)
[住 所]東京都杉並区高円寺南3-45-9 TEL: 03-3317-4645
JR高円寺駅 南口徒歩5分
[期 間]2008年10月8日 (水) 〜 10月24日 (金)
[時 間]平日 17:00-24:00
土日 12:00-24:00
[休 み]10/14, 10/18, 10/20
※カフェ空間のためワンオーダーをお願いいたします。
produced by Kenji Takasaki
oil paintings by Mai Oura
photographs by Shota Sato
plants arrangement by Naoko Watanabe
特設サイトはこちらです。
http://www.non-standardworld.com/breath/
10/24(金)までですので、
お近くにいらっしゃる機会があれば、立ち寄っていただけたら嬉しいです。
2008年08月18日
Irish Green
昨日まで9日間ほど、アイルランドに撮影旅行に行ってきました。
今回の旅は、記録的な豪雨が降った後の、雨上がりの夜から始まりました。
飛行機がダブリン空港に到着する直前まで、現地では記録的な豪雨が降り、
到着時、空港から市内までの道路が、至ることころで冠水という事態。
雨は上がっていたものの、タクシーは3〜4時間待ち(本当に待ったら来るのかもわからない)、空港は、あきらめて一晩を明かそうとする人たちで溢れかえっていました。
予約していたホテルまでは3キロ強の距離だったので、地図を片手に、
重い荷物を積んだカートを転がして幹線道路まで2キロほど歩いていき、
そこでタクシーを拾い、ようやくホテルに到着。
おそらく、あんなに長距離、空港のカートを転がすことはもう無いと思います。
しかしおかげで、路上にできた池のような大きな水たまりに、空港の灯りが映るという
なんとも不思議できれいな光景を目にすることができたのですが。
しとしとと、雨がよく降るアイルランド。
本来は霧雨のような雨が多いために降雨量は多くなく、
その日の雨は異常気象だと、会う人みな、口を揃えて言っていました。
そんな初日が明けた翌朝、ホテルの窓からは、
大きな池ができてしまった広大な公園の上に、完璧な半円を作る大きな虹が。
その日から、レンタカーを借りて反時計回りにアイルランドを一周、
最終日にダブリンに戻るまで、約500枚の写真を撮ってきました。
緑の種類が豊富で、
同じ緑の微妙な違いを感じるセンサーが、少し鋭敏になったような感覚。
めまぐるしく流れていく雲と、日差しの動きでくるくると変わる
風景は、以前訪れたアイ「ス」ランドより幾分、牧歌的な印象でした。
そしてまた、パブで飲む本場のギネスの旨さは、忘れられない味になりました。
2008年07月12日
灰色の空
灰色の雲がすぐ近くまで迫ってきている中、
近景には日差しが降り注ぐ、不思議な光景。
普段、青空の背景には違和感の無い、日差しがもたらす陰影による立体感が、
灰色の空の背景には奇妙に映ります。
梅雨明けまで、あと少し。
2008年05月01日
静かな坂道
新しいアルバムのアートワークのための写真を撮りに、都内のとある住宅街へ。
大きな通りから1本入ったところにある、かなり急勾配なその坂道は、
途中、Y字に道が分かれ、片方は車が通れる坂、もう片方は人だけが通れる細い階段になっていて、坂の向こうには遠く都心の高層ビル街が見通せる、そんな場所。
いろいろと調べてこの場所を見つけ、
晴れの日と曇りの日に、撮影に行きました。
時間帯は、夕暮れ時から、日没後、空が暗くなるまで。
日没後しばらくたってからの、肉眼ではかなり暗く感じるようになる頃に、
数十秒から数分の間シャッターを開いて、撮影しました。
もう夜になった、と思うぐらいの暗さでも、実は空には光がわずかに残っていて、
それが徐々に夜に向かう数分間に、時間をかけて光を取り込みました。
その間に通り過ぎた車のヘッドライトの強烈な明かりは、光跡となって画面に残り、
坂を下っていく人影は数分という露光の中で景色の中に消えていく。
アルバム制作は、いよいよ最終段階です。
2008年02月19日
winter green
先日、夢の島熱帯植物館に行ってきました。
BRUTUSの植物園特集を読んだからというわけではなく、
冬場なかなか撮れない緑の写真を撮る目的です(笑)。
ゴミ焼却の熱を利用して熱帯気候を再現しているため、
中に入ったとたん、上着を脱いでも暑いぐらいの気温。
天井も壁も全てガラス張りで外光もふんだんに入ってくるものの、
冬は太陽光が強くないため、夏ほど植物の元気が良くないそう。
写真は、そんな冬の光を浴びている温室内の植物です。
2007年12月31日
今年最後の夕焼け
2007年最後の夕焼けは、なかなか綺麗な夕焼けでした。
影絵のような前景と、重みのある夕焼け雲。
今年あった様々なことを振り返りながら。
2007年11月26日
晩秋の色
紅葉真っ盛りの、高尾山に登りました。
週末だったこともあり、登山口最寄りの駅前からすでに長蛇の列。
ロープウェー乗り場を過ぎるとさすがに歩きやすくなったものの、
登山道にあれだけ人がいるのは実に不思議な光景でした。
人の数は繁華街並でも、冷たく澄んだ空気。
太陽光を透過した重なり合う紅葉の葉は、燃えているかのような色彩でした。
2007年10月12日
金色の穂
道ばたで、金色のススキが揺れていました。そんな季節。
英語ではsilver grassというそうで。
光の加減によって、金色に見えたり銀色に見えたりするんですね、きっと。
ススキのある景色には、秋の高い空が似合います。
2007年10月10日
鮮色
9月末、遅い夏休みでプーケットへ。
海の色、空の色、色々な色が、それぞれ鮮やかでした。
2007年06月25日
水たまりの青
雨がしとしとと降っている。
ようやく季節感が出てきました。
9/8のsilver lining vol.3に向け、映像のアイデアを探していたら、
去年の暮れに撮影したこんな写真を発見。
雨の夜なのに、晴天の空のような青が水たまりに映る。
渋谷駅前で撮った一枚です。
2007年05月24日
海風に吹かれて
9/8(土)のeuphoriaワンマン、"silver lining vol.3"。
それに向けて制作しようとしている映像の、ネタ集めに取りかかっています。
今日行ったのは、東京湾アクアラインの海ほたるPA(高い位置から海を撮れる)と、
お台場の花畑(この時期、ワイルドフラワーが咲き乱れてます)。
本チャンで使うかどうかはまだ分かりませんが、
まずは、色々と試行錯誤してみるつもりです。
ちなみに海ほたるでは海風が強すぎて、
えらい髪型になってました(笑)。
なかなかいい天気で、久々に長時間直射日光を浴びまして、
今日はぐっすり眠れそうです。
写真1:海ほたるから東京湾を臨む
写真2:お台場に咲くポピー
2007年05月06日
The Quiet Life Camera Club Vol.2
アメリカのグラフィックデザイナー、Andy Muellerが企画、編集する写真集、
"The Quiet Life Camera Club Vol.2"に、僕の写真作品が掲載されました。
この写真集は、世界中のフォトグラファーが1作品ずつ提供した写真によって構成されています。
左右のページの写真は違う作者によるものなのですが、
それぞれの写真をうまく引き立たせる写真の選出と配置になっているのです。
僕の撮った、街灯の光が車のフロントガラスの水滴を透過する写真は、
ロンドンのフォトグラファーが撮った、太陽光が森の中に降り注ぐ写真と対になっています。
自分の作品がこういう形で他の作品と出会い、響き合うような感覚は初めてかもしれません。
対になったページのフォトグラファーとは会ったことも無いわけですが、
何かしらが、つながったような感覚を持ちました。
もうすぐThe Quiet Lifeのサイトでも販売が始まると思うので、
情報が来たらここにも書きたいと思います。
※追記(2007.6.4)
"The Quiet Life Camera Club Vol.2"はこちらのサイトで通販可能です。
http://www.thequietlife.com/ql_store.htm
上のページに行き、 ACCESSORIESをクリックすると商品が表示されます。
2006年03月13日
曇り空のアイスランド
先週、アイスランド映画祭なるものがユーロスペースであり、何度か足を運びました。
短編も含めて、4作品を鑑賞。
映画の中のアイスランドは、だいたいいつも曇り空で陰鬱なイメージを
醸し出しているわけですが、それぞれに世界観があって、楽しめました。
今回観たうちの1本は、ビョークのドキュメンタリー。
「機械で作った音楽には心が無いという人がいるけれど、音楽に心が無いとしたら
それは人間が吹き込まなかっただけ。機械自体はただの道具なんだから。」
と言って、夢中で小さなシンセサイザーをいじるビョークが印象的でした。
※Andy Mueller(TortoiseやJimmy Eat Worldの仕事で知られるデザイナー)が主宰する
ギャラリーサイト"The Quiet Life - Camera Club"で、僕の写真が掲載されました。
>>>スクリーンショット
>>>The Quiet Life サイト
2006年01月18日
Icelandic Atmosphere
なんだかんだで作品としてまとめずにいたアイスランドでの写真を、
今、旅行記的な短めの写真集(A4変形判、全32ページ)にまとめています。
全体のイメージを設定して、まずは500枚の写真から50枚を選抜。
それをカードサイズ大でプリントアウトして、手で並び替えながらページ構成を練る。
この方法だと、全ページの流れを俯瞰するように作業できます。
前に、本のデザインは音楽をつくるのと似ている、と聞きました。
全体を通してのリズムと旋律の流れ、そしてその変化を作曲するように構成するのだと。
今回の制作で、その意識の重要さを実感。
50枚の写真からさらに必要枚数に絞り、文字を組みます。
写真を生かす文字の置き方を検討しながら作業。
写真と文字が調和して、気持ちいい空間が生まれる位置を探りつつ。
……というわけで、ここのところそんな作業を続けていました。
そして今日、製本してみたらなかなかいい感じの仕上がりです。
"Icelandic Atmosphere"というタイトルにしました。
今度は、この間の福島合宿で撮ってきた雪面の写真も、本にしてみようかと思っています。
2004年09月06日
fairytale landscape
昨日まで10日間ほど、フィンランド経由でアイスランドに行ってきました。
日本では情報も手に入りにくい、人口の少ない小さな国。
アイスランドに行くと言うと「え?アイルランドじゃなくて?」と聞き返されるのが常(笑)。
いくつかのサイトに載っていた写真を見て、
きれいなところなんだろうと期待していたのですが……
実際は、ふさわしい形容詞が見つからないほどに、本当に素晴らしい場所でした。
首都(といっても大きめの町のようなもの)から車で20分も走れば、
信じられないような景色が一面に広がっていて、
あらゆる種類の雲が浮かんだ空は、無限に広くて。
しかもその景色は、少し走っただけでみるみる表情を変えていくのです。
次々に現れる、見たこともない光景。
郊外へ行くと、地平線まで他の車や人がいない場面が当たり前で、
そこにひろがる自然に包み込まれるような感覚を、何度も覚えました。
シガー・ロスのスタジオは、住民が100人もいないような村で、
草原があり、小川の流れる、とてもきれいな場所にひっそりと佇んでいたこと。
滞在中、mumとslowblowのライブがあることを偶然知り、
彼らの地元の、ピアノの発表会にでも使われそうなこぢんまりとした会場で、
とてもアットホームな雰囲気のライブを見られたこと。
そしてライブ終演後、会場を出ようとしたその時、
なんと、ビョークに会えたこと。
まわりのお客さんは驚いた様子もなく、ビョークも、いたって普通にそこに立っていました。
彼らの音楽が、都会の雑踏が皆無な、あの大自然に包まれた環境で生まれることに、
心の底から納得がいきました。
きれいな虹を、一日で3つも見られるアイスランド。
出会ったアイスランドの人たちもみんな素敵で、
いつの日か、再び訪れることができたらと思っています。
そして何より、あの景色を忘れずにいたい、と、そう思います。