2010年02月07日
流動するバナー
CINRA.NETのサイトにeuphoriaのバナーを掲載してもらえることになり、
デザインを考えていたわけですが、そんな中、僕がウェブの仕事を一緒にしたりしている
友人の協力を得て、ちょっとおもしろいバナーを作りました。
通常、バナーというのはデザインを入稿して掲載されてしまえば、
その画像(もしくはアニメーション)がいつも変わらず表示されるわけですが、
今回、僕たちが作ってみたのは、Twitterでeuphoriaアルバムの感想などを
つぶやいてもらうと、そのつぶやきがバナー上に表示されていくという、
内容が"変化する"バナーです。
This movie requires Flash Player 9
All Produced by euphoria
Flash Coding by Kenji Takasaki
fluidify(=液体になる)というテーマとどこかリンクしそうな、
流動するバナーになりました。
バナーに表示されるのは、
#euphonew が付いたつぶやきです。
Twitterされてる方はよかったら #euphonew で感想などなど聞かせてください。
#euphonewでつぶやく
2010年02月06日
"fluidify"リリースを迎えて
久々に、VOICEの更新。
いや、サイトの更新ばかりしていたもので(言い訳)。
本当に文字どおりの直前まで、
"fluidify"のアートワークやサイトまわりの制作をしていていたので、
2月5日の0時にサイトを公開して、
そのタイミングでアルバムをダウンロードしに来てくれたみなさんは、
実は、出来たてほやほやでまだ湯気の立つ作品をダウンロードしてくれたことになります。
音源はもちろん、2週間前には仕上がっていましたが、
それもCDでのリリースではありえない日程。
(CDの場合プレスしたり、プロモーション期間もあるので)
なんとか無事に公開を迎え、
日本をはじめ世界各国から次々と、
本当にたくさんの人がダウンロードして聞いてくれているのが
リアルにわかるので、なんとも、今までに感じたことのない"感覚"があります。
この感覚というのは、まだ言葉にまとめられないような部分もある新鮮なもので、
これからしばらく、いろんなことを考えたり感じたりする機会に恵まれそうです。
そしてそんな中で迎えた当日のlaunch partyのライブに来てくれた方たち、
どうもありがとうございました!
音楽を通じて、というところは変わらない、
でも、その場で一度きりの演奏を、同じ空間で共有できることって、
すごく良いなあと、改めて感じた夜でした。
そして最後になりましたが、
共演ですばらしい演奏をしてくれた百景、ありがとうございました!
2年と9か月ぶりの百景とのツーマン、
あっという間の時間でした。
リリース当日に、"euphoria"という名前のチョコレートをもらいました。
縁起が良さそうです。
2010年01月01日
2010年
今年もよろしくお願いします。
euphoriaは今年、
ニューアルバム"fluidify"リリースをはじめ、
いろいろと面白い動きをしていければと思っています。
1月1日の空
2009年12月10日
色々と制作中
4thアルバム "fluidify"のリリース詳細が発表されて、
制作も追い込みに入ってます。
音源はもちろん、
アートワークや、PVや、グッズ、特設サイトなどもろもろ。
そして、かなり長時間のバンドミーティングを頻繁にしてます。
時には6時間近く話し続けて、
しまいに某K氏の思考回路がフリーズしてしまったり。
リリースに向けて、色々と面白いもの作っていきたいと思ってます。
ところでそんな最近のeuphoriaは、iPhone率が高まっております。
というか僕以外2人ともiPhoneです。
さらに事務所のスタッフもiPhone率高しで、
こないだのミーティングでは5人中、自分以外みなiPhonistでした。
時の流れを感じました。笑
昔、携帯の画面が白黒からカラーに一斉に変わっていったとき、
意地張って(?)しばらく白黒を使ってたのを思い出しました。
ちなみにiPhone持ってませんが、
euphoriaサイトはiPhone用トップページを用意してあります。
自動で振り分けてます。
2009年10月19日
点と展 vol.2
12/4(土)に行うeuphoria企画「点と展 vol.2」に向けて、
トップページをリニューアルしました。
今回のメインビジュアルは、ビー玉です。
久々にビー玉を購入(笑)。
照明を工夫して、
背景を地平線のような感じに。
マクロレンズは撮影しながらワクワク感があります。
2009年03月18日
曲作り
euphoriaの新曲作りを進めています。
素材をスタジオでのジャムセッションから
作り始めるのは前作までと同じ流れですが、
スタジオ以外でもオンラインで曲ファイルを共有して、
各自のパートを録り足してアップデートしていけるような
環境をつくり作曲を進めるという、
新しいアプローチも試しています。
↓各自録音を重ねて曲構成を練っている画面
2008年11月27日
12/6ワンマンに向けて
12/6(土)のeuphoriaワンマン"silver lining vol.4 - useless ruler"に向け、
リハーサルと並行して、会場に展示する写真の撮影を進めています。
useless ruler = 使いものにならないものさし
という言葉から、どんな見せ方ができるか考えながら、
このテーマに合わせて新たに撮り下ろしているところです。
2008年10月01日
リリースツアー
7カ所をまわったアルバムリリースツアーが終了。
一緒にまわってくれたLLamaのみなさん、
各地でサポートしてくれた共演バンドのみなさん、
ライブハウススタッフの方たち、
そして、ライブを見に来てくれたみなさん、
どうもありがとうございました。
euphoriaとしては過去最長となった今ツアー、
様々な出会いがあり、たくさんのものを得ることができたように思います。
各地で美味しいものも食べられたので、そういった意味でも充実していました(笑)。
euphoriaの次の大きな目標は、
12/6(土)、渋谷O-NESTでの自主企画ワンマンです。
ワンマンに向けて、それまでのライブや、
リハなど、一つ一つを充実させていきたいと思っています。
2008年08月25日
NEW T-SHIRTS
euphoria "silence in everywhere" release tourの各会場で販売する、
euphoria新作Tシャツが完成しました!
光に透過する車のフロントガラスの雨粒を撮った写真に、
"silence in everywhere"収録曲、'quiet rain'歌詞の手書き文字が載ったデザインです。
写真のモチーフは、'quiet rain'の歌詞に由来。
以前、アイスランドの空港で撮ったものです。
今回も、普通に街などで着られるようなTシャツにしたいと考えて、
バンドTではあまり見かけない、DALUCというブランドのボディを使っており、
メンズ、レディースともに、すっきりしたきれいなラインになっています。
(どこの服屋だ、オレは)
さて、説明を続けますと、、
色は、ホワイト、ブラックの2色展開。
ちなみにレディースは、フレンチスリーブで、裾が切りっぱなし風です。
また今回は少量、レディースのブラック色のみdemimoonという
新しいブランドのボディでも作っています。
こちらはスクープドネック、より細身で、より柔らかい素材を使用しています。
どちらも、とてもきれいなシルエットです。
前回作ったレディースTシャツは、発売初日のライブで完売。
今回は、数を増やしたので即売り切れということはないと思いますが、
物販コーナーにて、お早めにチェックしていただけたら嬉しいです。
▽'quiet rain' T [Men's](white・black / 各 S・M・L)
↑こちらメンズ。DALUCボディ使用。ホワイト、ブラック2色展開。
↑雨の日の車のフロントガラスの写真に、
手書き文字で'quiet rain'の歌詞。
▽'quiet rain' T [Ladies'](white・black / Ladies' M)
↑DALUCレディースは、フレンチスリーブで、裾が切りっぱなし風。
こちらも、ホワイト、ブラック2色展開。
↑ブラックインク部分は、素材に染みこんでなじむタイプのインクを使用。
1枚で着ても、インナーとして着てもばっちりな新作Tシャツ、
9月のツアー会場で、ぜひお手にとっていただけたらと思います〜
2008年07月23日
"silence in everywhere" 発売
euphoria 3rdアルバム"silence in everywhere" が、いよいよ発売になりました。
今日は午前中から渋谷のカフェにて、CINRA.NETのインタビュー。
引き続いて、JUICE MAGAZINEのインタビュー。
その後、CD店を見に行く暇もなく、リハーサルのためスタジオに直行、
夜まで、8/3(日)@代々木Zher the ZOOライブに向けたリハなどを行いました。
アルバム収録の新曲を中心とした充実したリハを終えた後、
新宿TOWER RECORDSへ。
コーナー展開していただいてます。
"silence in everywhere"、ぜひ、お手に取っていただけたらうれしいです!
2008年07月03日
蝶の軌跡
谷篤さんに監督をお願いしていた、
'butterfly track'("silence in everywhere"収録曲)のPV。
そのMA(最終仕上げ作業)を、池尻のマルニスタジオにて行いました。
空間を縦横無尽に舞う蝶の、その軌跡のみが描かれていき、
一度はねるといつまでも宙に浮かんでいる水滴など、
'butterfly track'(蝶の軌跡)に焦点を当てた曲のテーマにぴったりの世界観。
何度見ても、見るたびに新しい発見があるような、
すばらしい作品になりました。
谷さんと、Spoon.の皆さんに感謝です。
PVは、アルバム特設サイトの「music video」からご覧ください。
2008年06月24日
言葉で語る
事務所にて、CDジャーナル8月号掲載用のインタビュー。
インタビュアーは、音楽ライターの柴那典さんでした。
初めてお会いしたのですが、以前からeuphoria作品を聴いていただいていたとのことで、
的確な質問により、新作で僕らの表現していることを聞き出してくださいました。
インタビューという場で、言葉にして語ることは、
自分たちのやっていることをある程度、客観的に見直す機会になります。
言葉は時に、そのものや現象が持つ微妙なニュアンスを切り捨ててしまうけれど、
言葉にすることで初めて捉えられることは、確実にある。
言葉との良いつきあい方について、ちょっと考えてみました。
2008年06月23日
"silence in everywhere" 特設サイト
ニューアルバム"silence in everywhere"の、特設サイトを公開。
リリースの度に毎回、特設サイトを作っていますが、
今回は特に盛りだくさんの内容です。
曲の試聴、メンバーによる全曲解説、メイキング映像、壁紙ダウンロードなどなど。
マウスの動きに反応するインタラクティブな表現なんかも盛り込みました。
ちなみに空の色は合成かと聞かれることがあるのですが、
曇り空に夜の都心の灯りがわずかに反射した淡い色彩を、
長い秒数、カメラのシャッターを開くことで定着させたもので、合成ではありません。
よくよく見ると木の葉っぱも、シャッターを開いている間にわずかにそよいで、
部分的にぶれているのがわかるかと思います。
とにもかくにも、特設サイト、ぜひチェックされてみてください。
>>> "silence in everywhere" 特設サイト
2008年06月19日
盤面見本
"silence in everywhere"の、盤面印刷見本があがってきました。
ジャケットとの色合わせの確認。
CDジャケット関連は、いよいよ後は完成を待つばかりです。
2008年06月18日
butterfly tracks in the dark
午前中、ニューアルバム"silence in everywhere"収録曲のMusic videoに使われる、
バンドショットの撮影がありました。
スタジオを真っ暗にして、照明1灯での演奏シーン撮影。
CGによって作られる空間に、合成される予定です。
teevee graphicsの谷篤さんに監督をお願いしている、今回の映像作品。
途中経過として今日、CGの一部分を見せていただいたのですが、
曲の世界観とマッチしたなめらか且つリズミカルなモーショングラフィックスが
本当に素敵で、完成がますます楽しみになりました。
撮影後は森川と、アルバム特設サイトに掲載予定のメイキング映像に、音をつける作業。
音源のメイキング映像は、1stフルアルバム"eternal gift from the moment"以降、毎回作っています。
作品が作られるプロセスや、雰囲気がほんの一部でも見えると、
作品の聞こえ方もまたひと味違うものになるのではないでしょうか。
特設サイト、現在、完成まで90%のところまで来ていて、
あとは一部コメント文章を書くなどの作業を終えれば、公開できそうです。
こちらもぜひ、楽しみにしていてください。
2008年06月11日
外苑前にて
昼過ぎ、先日木下がイラストの個展を行ったFlaneur Cafeにて、
euphoriaバンドミーティング。
バンドの今後の活動について、先週に引き続き2回目の話し合いをしました。
じっくりと時間をかけて先のことを話し合うことの大切さを感じながら、
段階を踏んでミーティングを重ねているところです。
カフェのスタッフの方にご馳走していただいたケーキがとても美味で、
ミーティングも実りあるものに。
その後、映像プロダクションSpoonにて、
euphoriaの新曲につける映像作品の打ち合わせ。
先日、Spoonのプロデューサーであるお三方、
菅原直太さん、福井亜希子さん、浅野早苗さんとお会いして
ディレクターのコーディネーションをしていただき、
今回、teevee graphicsの谷篤さんにディレクションをお願いすることになりました。
先週行った、谷さんとの初打ち合わせでは
"silence in everywhere"収録曲から3曲ピックアップして、
各映像プランを見せていただいたのですが、
どれも曲の世界観を広げ、さらに新しい魅力が生まれるようなプランで、
曲の絞り込みを悩むほどでした。
最終的には曲も決定し、今日は谷さんと2回目の打ち合わせ。
バンドショットの撮影日程も決まりました。
映像の完成、とても楽しみです。
話は変わって、国立新美術館のミュージアムショップ「スーベニア フロム トーキョー」で
euphoriaの楽曲を流してくださっていて、お客さんからの問い合わせがあるとのこと。
自分もそういった場所で偶然耳にしたことがきっかけで
新しい音楽と出会った経験があるので、うれしいことです。
2008年06月10日
色校
先日入稿したeuphoriaニューアルバム"silence in everywhere"ジャケットの、
2回目の色校チェック。
デザインをしていて、色校のあがりを見るのは楽しみな瞬間のひとつです。
色校1回目の修正箇所も問題なく直り、無事OKに。
7月初旬に納品となるサンプル盤の完成が楽しみです。
2008年05月21日
silence in everywhere
昨年の10月に制作を開始したアルバムの音が、ついに完成。
マスタリングを終えた音源があがり、ジャケットも決定、
あとはジャケット印刷原稿の入稿のみとなりました。
今回のアートワークも、CDを開けたらわかる、
ちょっとした仕掛け(?)付きにするつもりです。
というわけで今も、できたてほやほやの音源を聴きながら、
イラストレーターを開いて入稿の準備を進めているところです。
アルバム1枚を通してストーリーが感じられるような、
珠玉の6曲が揃ったように思います。
リリースまでまだ少しありますが、ぜひ楽しみにしていてください。
アルバム特設サイト制作の方も、急ピッチで進めるつもりです。
2008年05月20日
名京阪ツアー
アルバムリリースを控えた東名京阪ツアーの、名古屋、大阪、京都ライブが終了。
各地で、素敵なバンドとの出会いがあり、素敵なスタッフの方たちとの出会いがありました。本当に感謝です。
そして、ライブハウスに足を運んでくださった皆さん、ありがとうございました。
1年半前のタイのフェスで見たという、タイからのお客さんの来場もあり、びっくり。
ツアーをすると特に、色んな人のサポートをもらってeuphoriaの活動があることを実感します。
いい音楽を作って、いいライブをして、その人たちにお返しができれば。
2008年05月01日
静かな坂道
新しいアルバムのアートワークのための写真を撮りに、都内のとある住宅街へ。
大きな通りから1本入ったところにある、かなり急勾配なその坂道は、
途中、Y字に道が分かれ、片方は車が通れる坂、もう片方は人だけが通れる細い階段になっていて、坂の向こうには遠く都心の高層ビル街が見通せる、そんな場所。
いろいろと調べてこの場所を見つけ、
晴れの日と曇りの日に、撮影に行きました。
時間帯は、夕暮れ時から、日没後、空が暗くなるまで。
日没後しばらくたってからの、肉眼ではかなり暗く感じるようになる頃に、
数十秒から数分の間シャッターを開いて、撮影しました。
もう夜になった、と思うぐらいの暗さでも、実は空には光がわずかに残っていて、
それが徐々に夜に向かう数分間に、時間をかけて光を取り込みました。
その間に通り過ぎた車のヘッドライトの強烈な明かりは、光跡となって画面に残り、
坂を下っていく人影は数分という露光の中で景色の中に消えていく。
アルバム制作は、いよいよ最終段階です。
2008年03月01日
響きを録る
euphoriaの新しい作品のレコーディングを行いました。
今回はレコーディング専用スタジオではなく、
あえて、いつも使っているスタジオの、響きの良さを生かした録音。
普段使っている部屋は今回、マイク各種、Pro Toolsの入ったG5や、モニタースピーカー、マイクプリアンプなどを全て搬入し、パーソナル・レコーディングスタジオへと変貌を遂げました。
各楽器の音作りや、録音する際のマイクの種類、位置など、録り音を何度も確認して、
森川を中心に3人であれこれ話し合いながら作業を進行。
普段使っているスタジオだけに、部屋の中で太くて良い音が撮れる位置なども知っていたのですが、今回はさらに、壁の一部に吸音材を貼ったりして録りたい音を録るための工夫をしました。
3日間の日程のうち、初日はほとんどをマイクの位置決めをはじめとする音作りにかけ、
2日目と3日目(と4日目の朝まで)で5曲のベーシックトラックを録音。
いつも思うのですが、euphoriaのレコーディングにおいて、
エンジニアとプレーヤーを掛け持つ森川の集中力は超人的です。
特に、3日目の朝から4日目の朝にかけての24時間を、普段は好きではないと言っている
「気合いで」という言葉を口にして(笑)途中ほんのわずかな仮眠をはさんだだけでこなした後、そのまま録音機材リース業者から借りたマイクを車で返却しに行ったあたり、
またしても外見からは想像できないタフさを発揮していました。
ちなみに4日目の朝から仕事があった木下は、3日目夜にドラム録りを終えた後、
栄養ドリンク「男の底力」を僕らに差し入れてくれつつ、
「寝ると起きられなくなるからおれも起きとくよ」と言っていたのですが、
結局「オッケーオッケー」と言いながらスタジオの固い床の上で爆睡。
森川とはまた違った種類のタフさを発揮していました。
そんなこんなで、ベーシック録り、良いテイクが録音できたのではないかと思います。
レコーディングとミックス作業は、まだまだ続きます。
2008年01月15日
EF "Hello Scotland Remix" by euphoria
以前の森川のVOICEでもその件について書かれていますが、
スウェーデンのバンド、EFの楽曲のeuphoriaによるリミックスを収録した音源が、
彼らのヨーロッパツアー限定CDとしていよいよ発売になるようです。
"Hello Scotland Remixes"というタイトルのこのCD。
文字どおり、EFの"Hello Scotland"という曲の、
6組のアーティストによるリミックスが収録されています。
euphoria以外のアーティストは、イギリスのIsan、アイスランドのStafraenn Hákon、
スウェーデンのPatrik Torsson、アメリカのUzi & Ari、ドイツのCorwood Manualと、
かなり素敵な面々。
ところで、もともとEFと知り合ったのは、2年以上前のことでした。
ドラマーでリーダーのNiklasが、Myspaceでeuphoriaの音楽を偶然耳にして、
メールをくれたのが始まり。
「euphoriaの音楽を心底気に入った」という嬉しいメールをもらい、
彼らの音楽をチェックしてみると、とても素敵な音を奏でるバンドでした。
以来、メールで連絡を取り合い、
何か一緒にやりたいねという話を常々してきたので、
今回のプロジェクトに関われて良かったと思っています。
そして、音楽を通じたつながりの大切さについて感じながら、
これを今後につなげていけたらと思います。
EF "Hello Scotland Remixes"は、まずは彼らのツアー会場でのみの販売、
それが完売してから、ダウンロード販売を開始予定とのことです。
何らかのかたちで、日本でも手に入るようになればと思っています。
>>> EF "Hello Scotland Remixes"
>>> EF Myspaceページ
追記 (2008.1.23):
EF "Hello Scotland"のeuphoriaによるリミックスを、
euphoriaのMyspaceにアップしました。
(プレーヤーの上から2曲目'Hello Scotland -euphoria remix')
>>> euphoria Myspaceページ
2007年11月08日
Sa-wad-dee Krub.
昨日は事務所にて、タイのTV用コメント撮りという、
euphoriaにとっていささかシュールな作業をしてきました。
MTV Thailandと、Channel [V]の両音楽チャンネルで番組の合間に流れるコメントと、
Channel [V]でアーティストがお気に入りのPVを紹介する番組のコメントの撮影。
番組の合間に流すコメントは、
"Sa-wad-dee Krub. We’re euphoria and you’re watching MTV Thailand!"
(こんにちは、euphoriaです。このチャンネルは、MTV Thailandです!)
といったものや、
"Sa-wad-dee Krub. We’re euphoria. Merry X’Mas and Happy New Year!"
(こんにちは、euphoriaです。メリークリスマス&新年おめでとう!)
といったものや、
"Sa-wad-dee Krub. We’re euphoria and we would like to say
happy 12th anniversary to Channel [V] Thailand!"
(こんにちは、euphoriaです。Channel [V] 12周年おめでとうございます!)
といったものまで、計8種類のTV用コメントを撮影して、
その慣れない作業に、誰かが吹き出すとつられて笑ってしまうという
悪循環に陥りそうになりながらも、なんとか終了しました。
特に木下がコメントを言っている最中、森川が必死に笑いをこらえているのを見て、
僕は幾度となく腹筋がつりそうになりました。
ちなみに、森川が笑いをこらえている段階からこらえきれずに吹き出す過程には、
昔から度々つられ笑いを引きおこされてきました。本当に、神懸かり的です。
ちなみにタイでは、1月中旬のバンコクでのライブイベント詳細も決まってきました。
今取りかかっている新曲制作と並行して、ライブのリハーサルもがんばります。
2007年09月04日
映像を通して
9/8のワンマン"silver lining vol.3"の準備の合間に、この文章を書いています。
今は、演奏中に投影する映像の制作をしています。
この作業、僕や木下が映像素材を用意して、3人で映像の構成を考え、
演奏にリアルタイムに反応するプログラムを、森川が構築するという流れです。
楽器の音にリアルに反応する映像は、リハーサルをしていても面白いのですが、
そのプログラムを1から作る作業は相当のチャレンジで、不眠不休に近い状態で準備をしています。
明日は、早朝から夕方までの長時間リハーサル。
今回のワンマンのためには、映像に併せて、新曲もいくつか制作しています。
作業自体はかなりハードですが、
euphoriaの音楽の世界観を、今までとはまたひと味違う形でもお見せできるライブになると思います。
今週末の土曜日、ぜひ見にきていただければと思います◎
2007年07月27日
"silver lining vol.3" フライヤー完成
9/8のeuphoriaワンマン"silver lining vol.3"の、フライヤーデザインが完成しました。
今回のライブのテーマとして掲げる、
"silence in everywhere"
という言葉のイメージと連動するようなビジュアルを作ろうと思い、制作しました。
(この言葉については、今後このサイト内でも詳しく触れていくつもりです)。
ライブ当日に投影予定の映像の一場面を、
グラフィックに落とし込んだデザインになってます。
映像投影ありのライブということで、タイトル文字などは
ミニシアター系映画のフライヤーっぽい雰囲気にしてあったりします。
B5サイズの、ややマットな質感の紙に刷りました。
7/31@O-NEST、8/1@MARZ、8/19@O-NESTのeuphoriaライブの他、
主要ライブハウスを中心に配布予定です。
お手に取られた際は、少しじっくりと眺めていただけたら嬉しく思います。
*
ちなみに!このフライヤーにも書いているのですが、
euphoria online magazine*(euphoriaのメールマガジン)にご登録いただいた方に、
euphoria未発表音源ダウンロードの特典をお付けしています。
ご登録がまだの方は、この機会にぜひ登録してみてください。
なお、この特典は、既に登録されている方にも差しあげます。
登録はこちらからどうぞ
http://www.euphoria-sound.com/mag/
2007年07月07日
NESTライブ
昨日は、深夜のスタジオリハでした。
"silver lining vol.3"に向けた準備と、12日のライブに向けたリハーサル。
12日(木)は、久々にネストでのライブです。
そういえば1年前の前回のネストライブでは、
ライブ終了後にギターを置き忘れて、後日取りに行ったことを思い出しました。
最近ネストには、ライブをしに行くよりも見に行く方が多かったので、楽しみです。
ご都合良ければ、ぜひ見にいらしてください◎
7/12(木)@渋谷O-NEST
act: euphoria, vostoks, 紺, quadrarium
open・start 18:30・19:00 / adv・door ¥2000・¥2500
※euphoriaの出演は4番目、21:00からの予定。
→チケット予約
2007年06月25日
水たまりの青
雨がしとしとと降っている。
ようやく季節感が出てきました。
9/8のsilver lining vol.3に向け、映像のアイデアを探していたら、
去年の暮れに撮影したこんな写真を発見。
雨の夜なのに、晴天の空のような青が水たまりに映る。
渋谷駅前で撮った一枚です。
2007年05月24日
海風に吹かれて
9/8(土)のeuphoriaワンマン、"silver lining vol.3"。
それに向けて制作しようとしている映像の、ネタ集めに取りかかっています。
今日行ったのは、東京湾アクアラインの海ほたるPA(高い位置から海を撮れる)と、
お台場の花畑(この時期、ワイルドフラワーが咲き乱れてます)。
本チャンで使うかどうかはまだ分かりませんが、
まずは、色々と試行錯誤してみるつもりです。
ちなみに海ほたるでは海風が強すぎて、
えらい髪型になってました(笑)。
なかなかいい天気で、久々に長時間直射日光を浴びまして、
今日はぐっすり眠れそうです。
写真1:海ほたるから東京湾を臨む
写真2:お台場に咲くポピー
2007年05月23日
"white pattern" release tour
"white pattern" release tourのファイナル、おかげ様で大盛況の内に終了しました。
書くことが色々あり過ぎて何から書いたらいいのかわかりませんが、
まずは、足を運んでくれたお客さんと、
このツアーに関わってくださった方々に感謝したいと思います。
ありがとうございました。
Queのステージで、満員のお客さんが一人一人、じっくりと耳を傾けるように
僕ら3人の演奏を聴いてくれているのを見たとき、すごく自然に感謝の気持ちが湧いてきました。
9/8の、初のワンマンライブにもつながるイメージが持てるような、
そんなライブになったと思います。
今回のツアーは、僕らも大好きな大阪のバンド、百景と一緒にまわったわけですが、
関西遠征時には百景ギターの仲本さん宅にお世話になり、
東京ではうちに泊まってもらったりして、
ライブ時以外にも色々と話す時間が多く、刺激を受けました。
ちなみに、お互いスリーピースバンドなので、全員合わせても6人。
並んで撮った写真は、人数的に一つのバンドでもおかしくない感じです。笑
百景のアルバムを聴くと、共に過ごせた時間の大切さを感じます。
次は、お互いが成長した時にもう一度共演しようと約束をしました。
貴重な時間に得たものを、今後の活動に生かして行きたいと思います。
2007年04月21日
大阪遠征
先日の、"white pattern" release tour 1本目となる大阪遠征。
イベント企画者の石原さんの素晴らしい努力と、出演者、関係者のみなさんのおかげで、
実り多く、楽しいものとなりました。
イベントは企画者の方の個性がとても良く反映されると思いますが、
今回は石原さんらしさにあふれた素敵なイベントになったと思います。
終了後の打ち上げで、沢山の品数のおいしい手料理をふるまってくれたことに象徴されるように、
他にはないイベントにしてくださいました。
打ち上げの席に炊飯ジャーが持ち込まれて、炊き込みご飯を食べたのは初でした。
そうそう、石原さんは、いつも驚くべき長さのメール(3000字ぐらい?)を送ってくれるのですが、
もっと驚くべきことはそれを携帯で打っているということです。笑
イベントにかける企画者の熱い思いは、きっと見に来られたお客さんにも伝わったのではないでしょうか。
リリースツアーはこれから神戸、京都、東京と回るわけですが、
それぞれの場所でいい演奏をしたいと思っています。
2007年02月25日
特設サイト完成
というわけで遅ればせながら、先日、ついに(ようやく)
アルバム"white pattern"の 特設サイトをオープンすることができました。
こだわって色々と作り込んでいたので、時間がかかってしまった……。
動画のように動かしたり、凝ったことをするために今回は全てFlashで作ったのですが、
個人的にここまで大がかりなFlashサイトは初めて制作したので、苦労しつつも楽しめました。
作業をしながら、思ったことがあります。
それは、初めに「こういうものを作りたい」というイメージが強くあれば、
それを実現するための方法は、自然に身に付いていく、ということでした。
Flashはアクションスクリプトという、プログラミング言語のようなものを打ち込んで
制作するのですが(あ、お断りしておきますが僕はA系ではありませんので・笑)、
プログラミング自体にはそこまで興味が無い僕は、多分、方法を先に覚えろと言われても
あの暗号のような文字の羅列を覚えることは出来なかったと思います。
でも、今回は、"white pattern"というアルバムのリリースにあたって、
ウェブサイトも作品の一部のようなものにしたいという強い思いがあった。
だから、分厚いプログラミング辞典を開いて、
暗号のような文字の羅列と格闘(?)する気になりました。
まあこういうのは、出来るようになってくると面白さが見いだされるもので。
と言っても、プログラミングそのものではなく、
それを使ってイメージを形にするという行為についてですが。
今回でまた色々覚えられたので、
今後ともバランス崩さず総合的にやっていきたいと思います。
特設サイト、お時間のあるときに、ゆっくり見ていただけると嬉しいです。
あ、もしかっこよいFlashサイトを作りたい方がいれば、
お手伝い出来るかもしれませんので、お声をかけてくださーい。
基本的なことですが、一番大事なのは
何をどう伝えたいのか、ということなんだと思いました。
2007年02月05日
リニューアル作業中
"white pattern"のリリースに向けて、
今、僕はサイトのリニューアル作業を進めています。
今回のアルバム特設サイトではちょっと凝ったこともしたいと思っているので、
楽しみにしていてください。
それから、森川もVOICEに書いてますが、"oneday"のPV、とても素敵な仕上がりです。
今回のPV制作をお願いした大月さんと、一緒に撮影に行ったり
(大月さんの息子さんも出演)しつつ、完成したものです。
大月さんの映像は、曲の魅力を引き出し、さらに新しい色をつけてくれています。
PVのオンエア、どうぞお楽しみに〜。
2006年12月16日
近況報告
euphoriaは今、フルアルバムの制作が山場を迎えています。
森川は、収録曲のオーバーダビングとミックス作業に毎日取り組んでいるようです。
ジャケットアートワークの制作も、同時に進めています。
また1月21日(日)のCRJ-tokyo20周年イベント出演に向け、
新曲のリハーサルにも精を出す日々であります。
また森川は、最近タイ料理にはまっているという情報もあります。
はい、そんな情報はどうでもいいですね。
この間、雨の降る渋谷駅前スクランブル交差点を俯瞰するアングルの写真を
撮りに行ったら、思いのほか、鮮やかな色の傘を差している人が多くて、なかなかきれいでした。
2006年11月12日
タイ滞在日記 6日目
FAT Festival 2日目。いよいよ、euphoriaの出演日。
本番2時間前に会場入りし、準備をする。
euphoriaが出演するのは、4つあるステージの中で一番大きい、Heaven Stage。
出演時間はあっという間にやってきて、僕らはステージに立ち、1曲目のflyの演
奏を始めた。
演奏していて、お客さんがどんどん集まってくるのがわかった。僕らが経験した
ことのない人数のオーディエンスが、みんな本当に真剣に僕らのステージを見て
くれているのを感じた。曲が終わってからのお客さんの拍手は、曲を重ねる毎に
大きくなっていった。
最後の曲の演奏前、Sigに事前に教え込まれていたタイ語の挨拶を交えながら、
CDの販売場所などをアナウンス。そして、"silent roar"を演奏した。
曲が完全に終わる前から、驚くほど大きな歓声や拍手を送ってくれるお客さん
たち。それをステージから見ていて、もの凄く心にぐっと来るものがあった。
>euphoria 演奏風景 1
>euphoria 演奏風景 2
>euphoria 演奏風景 3
演奏後、地元新聞社のインタビューを受け、そのままCD販売ブースへ。僕らが
そこに着く頃には既に長蛇の列ができていて、彼らが買ってくれたeuphoriaの
CDにサインをしていった。
お客さんは、英語やジェスチャーで、とても嬉しい感想を僕らに伝えてくれた。
持って来た300枚のCDが売り切れた後に僕らのCDを探し求めて来てくれた人た
ちには、すごく申し訳ない思いだった。
彼らの語ってくれた感想は、ここに書くことが出来ないほどに大きなものとなっ
て、残っている。今回の経験と多くの人たちとの出会いは、今後、日本で、タイ
で、音楽をやる上で、とても大きな意味を持つであろう経験となった。
Luxi Recordsの神谷さん、Sigを始め、お世話になったスタッフの方たち、Fat
Radioのスタッフ、DJの方たち、今回言葉を交わした沢山のバンドの人たち、関
係者の方たち、そして何よりも、ライブを見て、CDを買ってくれたとても大勢
のお客さんに、心からお礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございました。
Khop khun krap!
※写真は近々GALLERYページにも掲載しようと思っています。
ビデオも、編集作業が終わり次第アップします。
2006年11月11日
タイ滞在日記 5日目
FAT Festival 1日目。euphoriaの出演は明日だが、全体の雰囲気を見ておきた
いのと、ライブを見たいバンドがいたため、会場へ。そうとうな人数のお客さ
んが来ている。
euphoriaのCDはLuxi Recordsの物販ブースに置かせてもらったが、まだライ
ブをしていないのに、早くもeuphoriaのCDを買いに来てくれる人たちが驚く
ほど大勢いた。しかも今回、euphoriaのCDは日本で販売している物を持って
きたため、やむを得ず、タイのCDの標準価格よりも大幅に高い価格設定になっ
てしまっていた。感覚的には、アルバム1枚に6000円ぐらいの値段が付いてい
る感じだそうだ。それでもみんなが買っていってくれるので、申し訳ない気持
ちと嬉しい気持ちが入り交じった心境だった。
たくさんの人から「明日のライブを楽しみにしている」と声をかけてもらい、
本当に良い演奏をしよう、と思った。
夕食は、ホテル近くの大衆食堂で、トムヤムクンを始め、タイ料理各種。美味。
>夕食の様子(Luxi Records 神谷さん、Sigと)
2006年11月10日
タイ滞在日記 4日目
昼前にホテルをチェックアウトして、バンコク郊外のフェス会場近くにある次
のホテルに移動する。荷物だけ置いて、すぐにフェスのサウンドチェックへ。
会場のインパクト・アリーナは、今年出来たばかりの、幕張メッセのような巨
大展示場だ。話には聞いていたが、実際に到着するとその大きさに驚く。
そしてサウンドチェック開始。ここで、予期せぬ問題が発生した。いくつか問
題があったが、一番大きかったのは、森川が事前に頼んでいた種類のギターア
ンプが用意されていなかったことだった。どうにか借りられないか聞いてみた
が、そこにあるものを使ってくれということだった。
サウンドシステムも、決して良いとは言えない。ステージ上のモニター環境は、
低音が十分ではなく、木下はベースが聞こえないことを気にしていた。
ひとまずチェックを終え、すぐにバンコク市内に移動して、リハーサルスタジ
オに入った。本番前の、最後のリハーサル。フェスに向けて、色々と問題があ
る中でも細かいことを気にせず、ライブ全体をいいものにしよう、と話し合う。
夕食はタイスキ(そのレストランはたまたま、FAT Festivalのスポンサーの一
つだった)を食べて、ホテルに戻った。
2006年11月09日
タイ滞在日記 3日目
今日はどうやら、ラジオの収録があるらしい。深夜には、木下と事務所の浅田
さんが到着する予定だ。
昼前、Sigからホテルに着いたという電話があり、ロビーのフロアへ降りる。
すると、レセプションのお姉さん方が、「今さっきテレビに出てたでしょ?」
と声をかけてくる。どうやら、昼の芸能ニュースで昨日の様子が放送されてい
たらしい。MTVのほうはまだわかるが、なぜに芸能ニュース。よっぽど他にネ
タが無かったのかなーなどと思いつつ、なぜか一人ずつ記念撮影。かなり、非
日常な感じ。
さて昼食は、Sigオススメの大衆食堂で、チキンスープのタイラーメン。1杯目
は気を遣って辛くないスープを注文してくれたが、僕は辛い物が好きなので、
2杯目は通常の辛いスープにしてもらう。ものすごく美味しかった。
時間もなかったので早々と食事を済ませ(でも2杯食べたけど)、ラジオ局
(Fat Radio)へ。Sigの車で時間ぎりぎりに到着し、車を止めているとき、カ
ーステレオのラジオからタイ語で「euphoriaなんちゃらかんちゃら」と話して
いるのが聞こえる。すぐさま、Sigが言った。「このあとeuphoriaが登場しま
すって言ってるぜ!」。生放送なのかよ!とツッコミを入れつつ、色々と面白
くなってきた状態でスタジオに入った。
>Fat Radio 収録開始前の様子
番組DJの2人と対面し、簡単に挨拶した後、詳しい打ち合わせもないまま、収
録開始。日本語の通訳さんもいたが、その人はあまり日本語が得意ではなく、
結局番組内では、半分日本語、半分英語でしゃべった。euphoriaの曲をバッ
クに、作曲のインスピレーションは何か?とか、影響を受けた音楽は?とか、
フェス出演への意気込みとか、タイの印象とか、その他色々、雑談など。予
想よりも全然、終始リラックスしたムードで、無事終了。
その後、Sigに案内され、サヤームスクエア周辺を散策。彼は大学でミュージ
ックビジネスを教えているため、夕方、授業があるからと言ってしばらくいな
くなったが、それが終わるとすぐに戻ってきて、違う場所を案内してくれた。
彼の親切には、本当に頭が下がる。どこかへ連れて行ってくれた後も必ず、疲
れた顔ひとつ見せず、"What do you wanna do next?"と聞いてくるのだ。
この日は最後、チキンライスの美味しい店に行き夜食を食べて、ホテルに戻っ
た。しばらくして、木下と浅田さんが到着。
さあ、いよいよフェス、という気持ちになる。
2006年11月08日
タイ滞在日記 2日目
9時半起床。
ホテルのオムレツおばさん(オムレツをその場で作ってくれるおばさん・勝手
に命名)の作るおいしいオムレツを食べる。
今日はLuxi Recordsのプレスコンファレンス(記者会見?)とリリースパーテ
ィーがあり、僕らはプレスコンで数曲、ドラムレス(木下がまだ来ていないた
め)のアコースティックセットで演奏する予定だ。
昼過ぎにLuxi Records 神谷さんの車で、今日の会場である、Pla Dibというジャ
パニーズ・フュージョン料理のレストランへ。そこで、今回コンピに参加した
タイ人ミュージシャンの面々と対面する。
サウンドチェック後、Pla Dibオーナーと神谷さんと僕らの4人で、近所の大衆
食堂で遅い昼食。鳥の丸焼きを中心に、色々なタイ料理を食す。唐辛子の中で
一番辛い「ねずみの糞」という名の唐辛子(なんちゅう名前なのでしょう)も、
知らず知らずに食べる。10分以上、口の中が燃えていた。うまかったけど。
しかし、今回会うタイの人たちは、みんなものすごく親切で感じが良い。街中
を見ていても、みんな車の運転はめちゃくちゃ強引だが、よく見ると誰も腹を
立てている感じはしない。
夕方になり、メディア関係者を中心に、続々と人が集まり始める。驚いたこと
に、Myspaceやラジオを通じて以前からeuphoriaを気に入っていたという人た
ちが、何人も声をかけてきてくれた。FAT Festivalを主催しているFat Radioと
いうFMラジオ局ではeuphoriaの曲を毎日のようにかけてくれていたらしく、
それを聞いて知ったという人。中には、アメリカ留学中に友達から薦められて
知ったという人までいた。その子の友達は、やはりMyspaceでeuphoriaを知っ
たらしい。初めて演奏する場所で、euphoriaを知っている人たちが沢山いるの
が、とても嬉しいし、心強く感じた。
5、6台のテレビカメラや、雑誌などのメディアが並ぶ中、プレスコンファレ
ンスが始まる。神谷さんとSigによる会見の後、タイの人気アーティストYokee
Playboyが歌い、その後に僕らは2曲、アコースティックセットで演奏した。
プレスコンが終了し、コンピのリリースパーティーへ移行。他のアーティストた
ちの演奏を楽しみながら、彼らやその場に来ていた人たちと色々な話をした。
2006年11月07日
タイ滞在日記 1日目
euphoriaとして初めての海外遠征で、タイ・バンコクへ。
タイ最大のロックフェスティバルであるFAT Festival出演と、euphoriaが参加
したコンピレーションCD"Luxi Magic"の発売記念パーティー出演が、その目的
でした。ここに、11/7〜11/12までのタイ滞在日記を掲載します。
___________________________________
朝6時、家を出発。ベースや機材を担いで成田へ。
空港で森川と合流。木下と事務所の浅田さんは仕事の関係で9日夜にタイ入り
するため、この旅は、森川と2人で始まった。
実は今回のフライト、フェス主催者側が事前に用意していたはずの航空券が、
出発前日になってやっと発券されるという問題ありげな雰囲気で始まったため、
色々とアクシデントが起こりそうな予感はしていた。そして早速、搭乗手続き
をしようとすると、「この航空券はVOID(無効)になっておりますが……」
とのこと。ありゃりゃ。ということで、タイ航空国内オフィスの開く9時まで
30分以上待機することに。さらに、預け荷物(スーツケース・物販用CD段ボ
ール2箱分・ハードケースに入れたギター類)の重量オーバーで、3万8000円
の超過料金になりますと言われ、それはないでしょうということで、ねばりに
ねばってギター類を機内持ち込みにする。数十分後、航空券は無事に再発券さ
れ、お詫びということでビジネスクラスのラウンジチケットを受け取る。
というわけで、さんざん待たされた後、ギターを抱えて向かった先は、ビジネ
スクラスのラウンジ。バックパックとギターを抱えた僕らがそこにいるという
場違いな雰囲気を楽しみつつ、しばし休息。飛行機の搭乗は、ギターがあるか
らという理由で、一番最初。ギター類は無事、頭上の荷物だなに収まり、僕ら
を乗せたタイ航空機は、ようやく離陸したのでした。
約7時間のフライトを終え、入国。預け荷物を受け取り、人の流れに紛れてす
るりと税関を素通り……するはずが、呼び止められる。キャリーカートの上に、
物販用CDを入れた段ボール2箱が鎮座していたのが、明らかに怪しかったので
しょう。そしてここから、2時間ぐらい税関職員と押し問答。サンプルだから
非売品だと言い張ったものの(まあ実際はフェスで売るんだけど)、日本国内
での販売用の値札が貼られたままだったため、問答無用でその値段に対する税
金を計算し始める職員。でも、実際こっちで売る値段はもっと安くするんです
よ、タイの物価に合わせて……。しかしそれを証明する手だてはなく、結局ディ
スカウント(ディスカウントというアバウトさがタイらしい)して、税金を払
った。
ようやく空港を出られたのは、予定到着時間を3時間近く過ぎた頃。外でずっと
待っていてくれた出迎えのタイ人スタッフに謝って、彼らの車でバンコク市内
に向かう。オーガニック・タイフードのレストランでLuxi Reocrds(euphoria
が参加したコンピをリリースしているタイのレーベル)関係者の方たちに歓迎
していただき、なんともラグジュアリーな雰囲気の中、オーガニックなタイ料
理をご馳走になる。このコンピには、日本とタイの各4アーティストが参加し
ており(日本人は他にキセル、Chocolat & Akito、Cafa)、全体を通してとて
もクオリティーの高い作品になっている。euphoriaは"silent roar"と"shining"
を収録したのだが、プロデューサーの考えでなんと"silent roar"がコンピの1
曲目、"shining"が最後の曲になっていた。レーベルのタイ人女性は、"silent
roar"のイントロのギターを口ずさみながら、この曲は本当に素晴らしいと話し
てくれた。とても嬉しいひととき。
その後ホテルへ移動してチェックインし、シャワーを浴びた後、ロビーに戻り、
Luxi Reocrdsの中でも今回特にお世話になる神谷さんとSigに、カオサンを案
内してもらう。Sigはアメリカに4年間留学していた経験があるため、英語が問
題なく通じて、一安心。感動的に世話好きで親切な彼は、今回の滞在中、どこ
へ行くにも愛車の黒いベンツで僕らを連れていってくれた。そう、こんなに楽
な思いをしていていいのかしらと思いつつも。
深夜にホテルに戻り、持ってきたMacでeuphoriaのメルマガ発行作業をしてか
ら、就寝。さすがに、ぐっすりと眠る。
2006年10月13日
Jazzyな朝
今日は、起きなければいけない時間より、だいぶ早起き。
Nirvanaの"Serve the Servants"が頭の中に流れている状態で目ざめました。大丈夫か?自分。笑
そして、Sound ProvidersをBGMに流しながら、朝にこれを書いております。
"Dope Transmission"という曲を聴いていたら、外のカラスがぴったりと裏拍に合わせて
鳴いていて、ちょっと面白かったです。キックがドゥッ・ドゥッ・ドゥッ・っと入るところに、
ドゥッ"カァ"ドゥッ"カァ"ドゥッ"カァ"みたいな感じで。
微妙に後ノリで、リズムセンスの良いカラスでした。
さて今、11月のタイでのフェスに向けてステージのセット図を準備しています。
英語でどう書くのかと思いネットを探してみると、音楽フェスのステージマネージャーをしている
アメリカ人が、フェスに出るバンド用に好ましい書き方を事細かに解説してくれているページを発見。
どこにもマメな人っているものですね。
でもフェスのように多くのバンドが一度に出演する場所では、
一目瞭然のセット図を事前に準備しておくことが、進行のために重要なんだと思われます。
彼のアドバイスを参考に、今までになく詳細なセット図を作成してみました。
まあ、初めての場所で実際に何が起こるはわかりませんが。
あと一ヶ月。たまたまマキシ発売日と渡航期間が重なってるんですね。
パスポートを更新せねば。ICパスポートの時代ですね。
2006年10月03日
色校チェック
昨日、マキシシングル"oneday"のジャケットの色校正が上がってきました。
歌詞のテキストの濃度だけを微調整して、その他はイメージした通りの上がり。
今回は前作"eternal gift from the moment"より少し白色度の高い紙を選んだのですが、
カラフルな部分もきれいに色が出て、良い感じの仕上がりです。
マスタリングを終え、ジャケットデータも印刷にまわされ、
いよいよ"oneday"発売まで、あと一ヶ月とちょっと。
近々サイトをリニューアルして、ジャケットや詳細もお披露目できると思います。
楽しみにしていてください◎
2006年08月24日
esef
ボストンに、"esef"というTシャツブランドをやっている、Steveという友人がいます。
彼が手がけるのは、草木、花など主に自然のモチーフをプリントした、雰囲気のあるTシャツ。
Explosions in the SkyやMonoなど、USインディーシーンで活躍するバンドとも親交が深い彼は、美しい音楽からインスパイアされて制作した服を、そういった音楽のリスナーに着てもらおうという、ユニークな活動をしています。
そもそも、Steveは去年の11月頃にMyspace(euphoriaもページを設けているアメリカのソーシャルネットワーキングサイト)でeuphoriaを発見し、音楽をとても気に入ってくれたらしく、連絡を取り合うようになり、彼の作品であるTシャツも「3人に着て欲しい」と送ってくれたのでした。
実は、そのTシャツを着たeuphoriaの写真を送ってくれないかと言われていたのですが、今まで
、なかなか撮るタイミングがなかったのです。
しかし先日、新譜発売に併せてeuphoriaの新しいアーティスト写真を撮る機会があり、着替えとしてesefのTシャツも持って行った僕らは、ようやく頼まれていた写真を撮ることができました。
早速、その写真を送ると、彼から喜びの返事が。
さらに、彼はMyspaceに複数のページを持っているのですが、そのうちの一つのトップ写真が、彼のTシャツを着た僕らの写真になっていました(笑)。
「ボストンにもライブをしに来てくれ。うちに泊まればいいから。」と盛んに言ってくれているので、いつか行きたいものです。
というわけで、アーティスト写真も新しく撮ったので、euphoria official website*のBIOGRAPHYページの写真も、近々更新される予定です。
2006年08月05日
夏の夕方
先日見かけた光景。
部活帰りの高校生の一団で、一人、仲間の会話から外れ、
フリーマガジン『R25』を熟読しながら歩いている少年が。
そこまでして何の記事を読みたいのかと、ちょっと面白かったです。
最近、アルバムに先駆けて発売予定の、マキシシングルのジャケットを作っています。
"雨"が一つのキーワードになりそうなので、ビジュアルもそれを踏まえて制作するつもりです。
音源に関わる作業も進めつつ、まずは明日のライブ、いいものにしたいと思っています。
2006年07月03日
光のシャワー
先日のライブでライブハウスにギターを忘れたため、渋谷ネストへ(笑)。
渋谷駅で、偶然にもeuphoriaのTシャツを着てくれている人を目撃。
駅を出ようとすると、晴天の空から大きな雨粒が。
5分ほど、雨宿り。
地面に打ちつける雨が、太陽の光に照らされて、光のシャワーのようでした。
2006年06月11日
スタジオな日々
新作に向けた第2回レコーディングを1週間後に控え、連日スタジオに入る日々です。
今回の録音予定曲のうち、まだできあがっていないものもあるので、
この1週間はかなり重要な時間になりそうです。
W杯も始まり、レコーディング2日目の夜が日本vsクロアチアだったりするのですが、
集中して良いものが録れるように取り組みたいと思います。
2006年05月11日
スタジオの友・リポビタンD
今週末のレコーディングに向けて、今日は木下と2人、スタジオにてリズム隊の練習。
5時間予約しておいたのですが、集中して練習していると時間はあっという間に過ぎていき、
結局1時間延長して、6時間の長丁場になりました。
2人してリポDをぐいっと飲んで臨んだものの、さすがに練習を終えるとやや疲れが。。
しかし、次の作品を素晴らしいものにするため、明日もがんばります。
2006年04月21日
Airmail from July Skys
イギリス・ウエストミッドランドのJuly Skysというバンドから、エアメールが届きました。
彼らは、Make Mine Musicという素敵なレーベルに所属するバンドです。
インターネットを通じてeuphoriaの音楽を知り、気に入ってくれたらしく、
何度かメールをやりとりするうちに音源の交換をしようということになりました。
届いた封筒に入っていたのは、彼らの最新アルバムと、バンドのバッジ、ホームタウンの写真、ライブのフライヤー、そしてメッセージを書いたポストカード。
"Come and play in England!"という言葉で締めくくられたそのポストカードは、
いかにもおみやげ屋さんで売ってそうな、地元の名所のイラストをあしらった地図の絵柄で、何ともほほえましい感じでした。
CDをかけて、直筆の文面から演奏している彼らを想像したりすると、聞こえる音楽がなんだか身近に感じられます。
今頃、向こうでもeuphoriaのアルバムを聴いてくれているでしょうか。
2006年04月18日
2年半ぶりの再録音
先週末は、自由が丘のスタジオにて、久々のレコーディング。
今度参加することになったコンピレーションCDのため、"silent roar"を改めて録音し直しました。
この曲を作ったのは、もう4年半も前のこと。
2ndミニアルバム用にこの曲をレコーディングしたのは、2年半前のこと。
その後、ライブで何度も演奏してきて、バンドの成長と共にこの曲も成長してきたように思います。
今回のレコーディングは日程の都合上急遽決まったため事務所の人が来れず、メンバー3人とエンジニアさんという、これまた初心に帰るような(?)最少人数に近いレコーディングに。
いい録り音を得るためマイキングなどにじっくり5、6時間かけ、演奏の方は集中して3テイクほどで良いものが録れました。
この後控えている新しいアルバムのレコーディングのリハーサル的な意味でも、今回はいい機会だったと感じています。
今、新曲のプリプロと並行して森川は"silent roar"のミックス作業をしているはずです。
おそらく彼はそうとう忙しいのではと思われますが、良いものに仕上がるといいと思います。
4/15 RECORDING @SOUND ARTS, Jiyugaoka
>ミキシングコンソール前の森川とメインブースでドラムを叩く木下
>マイクのセッティングをする森川とエンジニアさん
>ベースのイントロ部分の別録りをする佐藤
>真剣なまなざしでドラムを叩く木下
>ドラムよりさらに真剣なまなざしでPSPをやる木下
2006年03月20日
パンダを横目にプリプロ作業
久々に森川宅に行き、プリプロ作業。
数年前に上海土産として買ってきた、パンダのぬいぐるみ(2002年7月19日のvoice参照)。
その真白い毛並みが今や灰色になりかわっていて、時の流れを感じました。笑
しかもそのパンダ、お向かいに住んでいる小さな男の子に
何度か食べられそうになったらしいです。
森川の部屋の外にあった鳩の巣も、すでになくなっていました(2005年6月30日のvoice参照)。
もっとも最近はミックス作業をする時、パソコンの音も気になると言っていたので、
鳩がまだあそこにとどまっていたら大変な騒音となっていたことと思います。
そんな中、最近のセッションで録音した曲の原型を聴きつつ、曲展開について話したりしました。
そんなこんなで、新しい作品にじっくり取り組んでいる今日この頃です。
2005年12月11日
音楽を介して
euphoria online magazine*でも書きましたが、先日、Myspaceというアメリカのソーシャルネットワーキングサイトに、euphoriaのアカウントを作りました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、Myspaceは、アメリカに限らず世界中のユーザーが個人またはバンド単位でページを持つことができる巨大なコミュニティサイトで、アカウントを持っている人(またはバンド)がお互いをfriendとして登録すると、相手のページにコメントを書き込んだり、メールを送れたりするようになっています。
またバンドの場合、自分たちの曲を掲載して沢山の人に聴いてもらうことができるので、数多くの海外のミュージシャンがMyspaceにページを持っているようです。
そんなわけでeuphoriaとしてもページを作ったのですが、嬉しいことに色々な国の人が毎日のようにコメントやメールで感想を書きこんでくれています。
その中に、euphoriaの"silent roar"を聴いた感想として、あるアメリカ人が書き込んでくれたこんなコメントがありました。
"Silent Roar" gives me a sad smile... Moving, yet happy all at once.
As I said before: Amazing.
悲しげでいて、感動的で、同時に幸せな印象を持ったというコメント。
それは僕らが音楽を作りながら考えていることと、確かに通じるものがあるように思います。
言葉も文化も異なる人と、インストゥルメンタルという言葉のない音楽を介して通じたもの。
それは、音楽が持っている力を、改めて感じたエピソードでした。
2005年11月08日
東京の虹
"silver lining vol.2"を終えた翌日の月曜日。
ライブでの映像投影のために用意したプロジェクターを返却すべく、
日本橋の機材レンタル会社へ向かっていたときのこと。
東京では初めて見るような、大きくてほぼ完全な虹が、日本橋にかかっていました。
東京の狭い空に、壮大なスケールの虹。
間近ではっきりと見えた、虹の7色。
さらには色の境目の微妙なグラデーションまで見えて、7色以上の色が、空に浮かんでいました。
イベントサブタイトルの"one light brings on thousands of colors"を思い出して、
ちょっとした奇跡のようにも思えてしまう、昼下がりの出来事。
そういえば6日は、奇しくもライブで流した映像と同じ、雨の夜でした。
濡れた路上に反射する光。
偶然の演出に、普段は煩わしいライブ当日の雨も、少しうれしく思えたりしました。
遅ればせながら、雨の中"silver lining vol.2"に足を運んでくださったみなさん、
本当に、ありがとうございました。
2005年10月30日
忘れ物キング
いよいよ1週間後に迫った"silver lining vol.2"に向けて、リハや映像制作に励む日々です。
ここ数日、リハの時間以外は、映像を編集したり、Queに映像投影の打ち合わせに行ったり、ひたすら映像の準備をしています。
さてそんなわけで、一緒に映像を作っている木下よーすけ、かなり頻繁にうちにやってくるわけですが、そんな彼は、毎回、必ずと言っていいほど律儀に忘れ物をして帰ります(それはもう、感心するほど)。
前回は、彼が使っている絵の具(チューブではなく、小皿に乗った顔料)が一色、ぽつんと机の上に。
置き忘れられた一色の絵の具の、それはもう悲しげなこと。
前々回は、置き去りにされたスネアドラムが玄関に堂々と鎮座。
ドラマーがドラムを忘れるなんて……。
いやしかし、そんなことでは驚きません。
なぜなら彼は、ライブ当日、スネアドラムを自宅に忘れてきた経験があり、さらには、駅の改札の真ん前にドラムの道具一式を置き忘れたこともある強者なのです。
ある種、畏敬の念すら抱いてしまうわけですが、木下伝説はまだまだ終わりません。
が、今日はこの辺で。
最近、木下のvoiceがご無沙汰なので、木下ネタを書かせていただきました。
彼は、元気です。
2005年10月20日
街が持つ空気
11/6の"silver lining vol.2"に向け、リハの合間を縫って映像制作の日々。
木下は2日に1回位のペースでうちにやって来て、一緒に作業しています。
街の写真素材を集めるために三脚を担いで色々な場所へ赴くと、
同じ東京の街でも、それぞれが違う空気を持っているのを感じます。
今日は、共演するacoustic dub messengersのアルバム"will"を聴きながら、暮れなずむ街でシャッターを切っていました。
ライブ中に、euphoriaとして初めて投影する映像作品。
いいものを作りたいと思っています。
2005年10月05日
大阪、名古屋、神戸ライブを終えて
3日間の阪名神ツアーを終え、一昨日、無事に帰宅。
どの会場でも沢山の方からあたたかいリアクションをいただいて、とても有意義な3日間でした。
日によっては、移動のためかなり短い睡眠時間だったりしましたが、
いつもと違う土地で演奏をして、新しい出会いがあるツアーは、本当に楽しいです。
もちろん、食べ物も楽しみのひとつですが(笑)。
大阪ではライブ前に有名店でねぎ焼きを食して、だいぶ調子があがりました。
名古屋でのライブを終えて大阪へ移動する途中(泊まりは大阪だったので)、
深夜の名神高速から見た星空もまた、印象的でした。
(運転中だったのですが、あまりにもみんながすごいと言うので、思わずPAに立ち寄ってスターウォッチング)。
神戸では、ポートタワーをバックに3人、ベタ過ぎる記念写真を撮ってみたりしました(笑)。
そんなエピソードもはさみつつ、3日間、気持ちよく演奏させていただきました。
見に来てくださった方、ツアーに関わってくださった方、本当にありがとうございました。
この有意義なツアーを経て、次は11月6日の自主企画に向けて、頑張っていきたいと思います。
2005年09月19日
フライヤー制作中
11月6日(日)に決まった、euphoria自主企画"silver lining vol.2"。
今、その準備としてフライヤーの制作をしています。
今回は、ヴィジュアルイメージも今まで以上に深く関わるイベントになりそうなので、
フライヤー、ウェブ、当日の表現内容に一連のつながりがあるような仕事を意識しています。
あらかじめ3人で大まかに話したテーマの手がかりを元に、先週は木下と2人でイメージを固めました。
ほとんど毎日のように、木下がうちにやって来て作業。
僕が撮った写真に、木下が描いた絵の素材を重ねてひとつのヴィジュアルを作っています。
時折、それを森川も含めて3人で見てコメントしあい、また制作、という感じの流れ。
はやく完成させて、みなさんに見てもらいたいなあと思っております。
2005年05月25日
I Heard You Looking
ついに、"eternal gift from the moment"特設サイトがオープンしました。
今回の作品は、euphoria初めてのフルアルバム。
ひとつの大きなコンセプトというか、思いを、一枚通して表現したいと考えて完成させた作品です。
そのため、ウェブサイトも特設にして、アルバムの世界観が伝わるように準備してきました。
どのコンテンツも見ていただきたいのですが、
特に、レコーディング、ミックス風景などを収めた15分間のメイキング映像、
データは少々重いですが、お時間のある時などにぜひご覧になってください。
この作品が、僕たちの日々の生活を通して作られたことを、感じていただければ嬉しいです。
特設サイトは、今後さらにバージョンアップしていきますので、どうぞお楽しみに。
ところで、今日は1年半ぶりのYO LA TENGOライブを観ました。
うーん、やっぱり素晴らしかった。
"I Heard You Looking"では、確かに、風景が浮かぶようでした。
2005年05月07日
ただ今マスタリング作業中
ただ今、5月7日の深夜1時少し前(日付的にはすでに8日ですね)。
代官山のマスタリングスタジオにて、
アルバム"eternal gift from the moment"のマスタリング作業真っ只中です。
ちょうど全体の3分の2が終わって、いよいよ、いよいよ完成が見えてきました。
今、出来たてほやほやの6曲目を通して聴いているのですが、もう、非常にいい感じです。
目の前に見えてきた完成、本当に楽しみでわくわくしております。
きっと素晴らしいアルバムになると思います。
さあ、完成まであと少し。
最後の最後までがんばります。
2005年03月30日
イチゴパフェ
森川宅にて、新しいアルバムのこと、今後のライブのこと、
そして、これからの活動をどういう方向に進めていこうかといったことについて、ミーティング。
高校3年の時に結成したeuphoriaは、今年、5年目に突入。
ある意味、手探りで、ひたむきにやってきた4年間の活動を経たからこそ、
今、これからの活動についてイメージし、話せることがある。
そんなことを感じる、充実したミーティングでした。
さて、ミーティング後、終電も近かったためデニーズに移動して夕食。
そしてなぜだか、3人とも同じく夜デニセット(デザート付き)を注文。
そう、食後、3人の前には3つのイチゴパフェ(笑)。
そんなやや異様な光景を、最近、ようやく機種変して手に入れたカメラ付きケータイで撮影。
(僕のケータイは長らくカメラ無しだったのです)。
それにしても森川はパフェがよく似合うなあ(言うと怒られるけど・笑)。
2005年02月21日
街道沿いに光る黄色い看板
深夜のリハを終え、スタジオを出たのは午前5時近く。
euphoria号(森川の車)が向かった先は、新青梅街道にある一軒のラーメン屋。
なんでもその店は、深夜にしか営業していないような佇まいで、森川が前々から目をつけていたらしい。
ということで、今回、めでたく初入店。
店内にはタクシーの運転手さんなんかもいたりする。
この時間帯は、おばさんが一人で切り盛りしている様子。
早朝のラーメン(木下は大盛り)。
そう、そして濃厚なとんこつの味わいが、空腹の3人を満たしていったのでした。
店は不思議な雰囲気でありながら、おばさんはいい人で、つかの間の温かみがある時間を過ごしました。
2005年02月21日
SOUND SURFIN' PLUS
18日、新宿marbleに足を運んでくださったみなさん、どうもありがとうございました。
遠方からわざわざ足を運んでくださった方もいて、本当に感謝です。
出演バンドもそれぞれに素敵で、あの日はとても素晴らしいイベントでした。
他の出演バンドのステージを見て、打ち上げでお話しして、新たな刺激を受けることも多かったです。
音楽のスタイルは必ずしも同じでなくとも、多くの共感があったように思います。
イベントに呼んでくださったCRJ-tokyoのみなさんには、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
18日の体験を糧に、次のライブもさらにいいものにしたいと思います。
2005年01月09日
山中湖レコーディング
山中湖合宿レコーディングから戻ってきてからというもの、
毎日12時間近く寝ています(笑)。
今回お世話になった、EGGS & SHEP STUDIO。
環境も設備も、本当に素晴らしいレコーディングスタジオでした。
スタジオの窓から見えるのは、木立と白銀の富士山。
大きなログハウスでできたスタジオで得られる、ナチュラルで気持ちのいい反響。
今作品で録りたかった音にぴったりの、理想的な鳴りと録音機材、環境でした。
そうそう、以前のVOICEに出てきた習字、ばっちりスタジオの壁面に掲げさせていただきました。
有名な方たちも今までに数多く使われているスタジオですが、
全紙サイズの習字を貼りだしたバンドは未だかつていないのではないでしょうか(笑)。
さて、ベースについては今回、ジャズベとプレベの2本を使っています。
DI/プリアンプにアヴァロンU5、アンプはSWRをお借りして使いました。
アヴァロンとアンプの設定は、曲に合わせて少しずつ変えて音作りをしました。
録音作業は、朝10時頃から早朝5時まで(最終日は朝8時まで)というハードなスケジュールとなったわけですが、
それは3人の音や演奏に対するイメージが、今までよりもさらに明確にあったからだろうと思います。
何度もテイクを重ねながらも、最終的には納得のいく演奏を録音できたのは、
何よりもまず、エンジニアの方、アシスタントの方々のおかげだと思っています。
皆さん素晴らしい方たちで、とても気持ちよくやらせていただきました。
どうもありがとうございました。
まだまだアルバム制作の道のりは続いているわけですが、
素敵な作品を作っていきたいと思っています。
※レコーディングの様子について、まずは写真を近々アップして、
その後ビデオを編集して載せたいと思っています。どうぞお楽しみに〜。
2004年12月28日
年の瀬
ここ数日は、毎日、スタジオに入ってレコーディングに向けたリハを繰り返しています。
やればやるほど曲が生き生きとしてきて、イメージに近づいていくような感覚。
スタジオで演奏しながら、家や外出先でプリプロ段階のデモを聴きながら、
この曲達を作品にするのが本当に本当に楽しみです。
山中湖でのレコーディングまで、あと1週間。
がんばります。
2004年12月15日
暖かみのある澄んだ音
約4年ぶりに持った筆。
今回のレコーディングで録りたい音のイメージ、表現したいもの。
それを全紙の紙に筆で大きく書いて、スタジオの見えるところに貼ろうというアイディア。
大きな筆を持って、全紙と向かい合って、中学、高校時代の習字を思い出しました。
僕たちが通っていた中学、高校では、毎週、自分の書きたい言葉を習字で書く習慣がありました。
年始めの書き初めでも、一人一人が自分で選んだ言葉を全紙や半切の紙に書きました。
僕が学校寮の寮長を務めた時は、寮の目標を全紙に書いて食堂の壁に貼りました。
というわけで、筆で字を書くということには、なんだか特別な意味合いを感じます。
考えてみると、書道ほど文字を書くことに意識的になる行為は、おそらく他にないわけで。
日本人として、書道という芸術を大事にしていかないといけないなあ、などと思ったり。
それにしても、4年近いブランクはなかなか手強いようです(苦笑)。
何より、気持ちの入った字を書こうと思います。
2004年12月11日
2004年最後のライブ
遅ればせながら、8日のライブに足を運んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。
2004年最後のライブだった8日。
6月に開催した初の自主企画をはじめ、今年も、ひとつひとつのライブが印象深く残っています。
4/11のAlbum Leafとの共演、5/16の名古屋でのライブ、9/9の大阪でのライブ、etc......
それぞれのライブに思い出があります。
来年もひとつひとつを大切に、さらにいい演奏が出来るよう頑張っていこうと思っています。
さあ、いよいよ、1月初旬のレコーディングに向けての、本格的な準備です。
本当に、いい作品になるよう、がんばります!
2004年12月02日
"seek"PV撮影現場
今年初めに制作した、euphoria"seek"のPV撮影現場。
それは、僕が通っている大学の林の中にあります。
GALLERYページの"video clip"の写真を見ていただければわかりますが、
東京とは思えない景色、ほとんど森のような場所です。
やたらに広い大学の敷地を、1時間以上歩き回って見つけた場所でした。
さて、本題はここから。
その場所は、なんと、わさび田だったのです。
PVの中で僕らが演奏している、その足下が、わさび田。
この事実、つい最近になって知りました。
たしか、あの場所、足下の所々に水が流れていたような。
そう、それは湧き水だったのです。
さすがに足下にはわさびが生えていなかったので、まったく気づいていませんでした。
ちょうど森の中にぽっかりとあいた空間があって、そこで撮影することに決めたのですが、
まさか、わさび田だったとは……。
というわけで、ちょっとした裏話(?)でした。
2004年11月30日
今を積み重ねて
午前中から夕方まで、スタジオに入って曲作り。
その後、森川宅へ移動、レコーディングに備えてベースの音作り。
といった感じで、朝から晩までeuphoriaの一日でした。
新しいアルバムについては、3人、今まで以上に確かなイメージを持っているように思います。
表現したいことについても、音についても。
完成までの道はまだ続いていますが、思い描くイメージをしっかりと携えて、
まずは、今を積み重ねるように、いい準備をしてレコーディングに臨みたいと思っています。
2004年10月23日
star falling
今日は、森川宅にて、アルバムに向けた新曲の曲構成を練る作業。
あらかじめスタジオで録音した木下のドラムループに、ベースをのせる作業。
また、ドラムループに合わせてギターとベースを重ね、曲展開のアイディアを試す作業。
今回のアルバム制作では、数曲について、こうした作曲方法を試みています。
そして今日、この作業を通して一気に輝きを増し始めたような曲がありました。
もともとは、スタジオに入ってジャムセッションを繰り返している中で生まれた曲の原型。
それが、じっくり曲と向き合うことで、思い描く音に近づいていく。
この先のアルバム制作、道のりはまだ長いですが、とても楽しみです。
きっと、3人の渾身の思いを傾けた作品にしたいと思っています。
2004年09月11日
一年ぶりの電車の音
ちょうど一年ぶりになる大阪でのライブ。
見に来てくださった皆さん、どうもありがとうございました。
久々に、または初めてeuphoriaのライブを見て、
沢山の方がアンケートに感想を書いてくださって、大阪に行けて良かったと、改めて思いました。
普段僕たちが活動している東京からは少し離れた大阪ですが、
そこでもeuphoriaの音に共感を持ってくれる方たちがいて、とても嬉しかったです。
早くまた、大阪方面にライブをしに行きたいと思っています。
そしてこれからも、思い描く音にもっと近づけるよう、頑張っていきます。
最後になりますが、"work up!"のスタッフの皆様、どうもありがとうございました。
2004年08月08日
3人の音
今、僕たちは新曲に取り組んでいます。
スタジオに入ってジャムりながら、アイディアを出していく作業。
これがとても楽しいのです。
以前よりも、より自由な発想を生かせるようになってきて、とてもおもしろい感じです。
先日の長野合宿では、リラックスした雰囲気の中、新曲の構成などを練りました。
そして、木々に囲まれた環境で、またひとつ、新しい曲の原型も生まれました。
これから1枚のアルバムを完成させていく作業は、
そう簡単なことではないけれど、なんだか、本当に楽しみです。
2004年07月01日
silver lining vol.1
"silver lining vol.1"に来てくださった沢山のみなさん、本当にありがとうございました。
森川も書いているように、今回、初めてeuphoria主催の企画をするにあたっては、
僕たちの思っていることがイベントを通じて表現できれば、と思って準備を進めてきました。
限定音源のレコーディングをする時も、フライヤーやジャケットのデザインをする時も、
スタジオに入ってリハをする時にも、そのことをずっと考えていました。
そして、わくわくするような期待と緊張が入り交じる心境で迎えた当日。
そんな中、早い時間から多くのお客さんが足を運んでくださったことがとても嬉しく、
また三富さんとコンドルが素晴らしい演奏をしてくださったのも、とても心強く感じていました。
そしてeuphoriaの演奏時、熱心に聴いてくれている沢山のお客さんの存在がステージから見えた時、
今、リアルタイムで同じ空間を共有しているという感覚が、鮮烈な実感となって響きました。
あれはもしかしたら、音楽でなければ生まれ得ない感覚なのかもしれないと、そう思います。
今回のイベントでは沢山のことを感じられたけれど、その実感が、僕にとって特に大きな体験でした。
これを糧に、これからもがんばっていこうと思います。
思い描く音に、一歩一歩近づいていけるように。
最後にもう一度、今回"silver lining vol.1"に関わってくださった方々、
そして何より、見に来てくださったみなさん、心からありがとうございました!
2004年06月22日
青梅街道にて
リハの後、森川の車の中で、
完成間近の"silver lining"限定CDに収録される曲を聴きました。
森川が、5分で帰れるところを30分かけてドライブしながら
これを聴いていた理由がよくわかりました。
自分たちで言うのも難でありますが、ずっと聴いていたくなるんです、この音源(笑)。
完成間近に到った音源を繰り返し聴きながら、僕はうれしくなってしまいました。
ほんと、みなさんに、早く聴いていただきたいなあと思います。
そういった意味でも、"silver lining vol.1"が本当に楽しみです。
2004年06月20日
ハンドメイド
キノシタとのリズム隊練習から帰宅後、
"silver lining"当日に入口に掲げるポスターを作りました。
6/28、入口付近に"silver lining vol.1"と大きく書かれた横長のポスターがあれば、
それは今日僕が作ったシロモノに他ありません(笑)。
出力した紙を貼り合わせるハンドメイドな作業は地味ですが、
"silver lining"に来てくれる多くの人の目にふれることになると思えば、楽しい作業です。
そんな感じで、準備は着々と進んでおります。
2004年06月02日
あれは昨日か、一昨日か。
月曜夜から火曜朝にかけ、限定音源のためのレコーディングをしていたため、
曜日感覚が狂って、今週はまだ始まったばかりのような気がしています。
今回のレコーディング、今までよりも明らかに、
3人の持つ”録りたい音”のイメージがはっきりしてきたように感じました。
時間帯が時間帯なだけに大変ながらも、そういった意味で楽しいレコーディングでした。
深夜8時間、休憩らしい休憩は1回のみ、とは集中力の限界への挑戦でもありましたが(笑)。
仕上がりがとても楽しみです。
2004年05月28日
緑のトンネル
阿佐ヶ谷のケヤキ並木は、壮観です。
道路を左右から包み込んで、緑のトンネルのようで。
ただ今、自主企画"silver lining vol.1"に向け、フライヤーを制作中です。
euphoria official website*の期間限定リニューアルも準備中です。
そして、ご来場者特典についても企画進行中です。
がんばります。
楽しみにしていてくださいね。
2004年04月12日
The Album Leafとの共演
昨日は、僕らにとって、夢のような時間だった。
そう、アルバムリーフと同じステージに立つなんて。
終演後、アルバムリーフのJimmyと話をした。
彼はとてもフレンドリーで、感じが良くて。
僕らの名前をちゃんと覚えていて「euphoriaの演奏、良かったよ」と言ってくれたことには、単純に感激してしまった。
最初モニターで見ていて、後半から客席に来て見てくれていたらしい。
僕は、以前からアルバムリーフが好きだったこと、一緒にできて感激したことなどを伝え、"silent roar"を渡した。
それにしても、渋谷の居酒屋に深夜、アルバムリーフの面々と自分が同じテーブルを囲んでいるという摩訶不思議な光景。
そんな居酒屋で、JimmyはiPodに入っている、発売前のアルバムリーフの新譜を聴かせてくれた。
Sigur Rosのスタジオで録音したというニューアルバム。
これがまた素晴らしく、これを作ったのが、今ここにいるこの人だなんて、とまたまた感激。
そうそう、携帯の着メロになっているアルバムリーフの"The MP"を聴かせたら、めちゃくちゃ驚いていたが。
まさかあんなところで本人に聴かせることになるとは。
朝まで残ったために、治りかけていた風邪はぶり返してしまったが、本当に楽しかった。
そして、ますます頑張ろうと思えた。
こんな機会をくださった瀧澤さん、カトマンさん、スタッフの方に心から感謝したいです。
そして、昨日見に来てくださったたくさんのお客さんにも……。どうもありがとうございました。
2004年02月29日
鳴らしたい音
euphoriaのリズム隊としての理想。
イメージを持って練習を積むのみ。
イメージを持つことは、
練習でも本番でも一番大事で、一番基本的なことだけれど、
ややもすると、ただがむしゃらになりがちだったりする。
イメージを持って、理想の音に近づいていきたい。
2004年02月08日
せせらぎという音色
ようやく、TOPページリニューアルが完了。
かなり久しぶりのVOICEになってしまいましたが、
ここ2、3週間はというと、フライヤーや、バッジ、ステッカーを作ったり、
サイトのリニューアルに精を出しておりました。
滅多にひかないはずの風邪と、
テスト、レポートに苛まれつつも(笑)。
でも、これだけ色々なものを好きにデザインさせてもらえるのは、幸せなことです。
楽しすぎます。
だから、頑張ります。
"silent roar"のジャケットは、
手に取った人に、euphoriaとして表現したいことの何か一端でも伝わればと思って作りました。
少しでも多くの人に、手に取って聴いていただければと思っております☆
2004年01月07日
湖上の幽玄
マンホールがオレオに見えるって、木下、前にも書いてたような。
よっぽど腹が減ってるんだろう、かわいそうに……。
この間、3人でファミレスに入ったときのこと。
ノリで、3人そろってパフェを注文してみた。
それも、みんな違う種類。
運ばれてきたパフェはサイズもそれぞれ異なり、
大きいのが木下、中ぐらいのが僕、小さいのが森川だった。
そう、テーブルの上に並んだ3つのパフェは、3人の食べる量の違いを見事に反映していた。
森川、燃費良すぎ(笑)。
小学校時代も、森川の弁当はいつも量が少なくて、妙においしそうに見えたのが思い出される。
それなのに、50メートル走は誰よりも速かったし、リフティングも2000回やっていた(笑)。
リフティングにしても、そこまで続ける根性がまずすごい。
リズム隊の練習も、もっともっとやらなくては。
そう、グルーヴ。グルーヴ。
明日は今年のライブ初め、がんばります。
2003年10月24日
噴水に架かる虹
今日は、澄み切った青空だった。
鮮やかな、緑や黄色の透過光。
光は、同じ景色の印象を変える、本当に。
昨日森川宅にて、2ndミニアルバムの収録予定曲のうち、ミックスがほぼ仕上がった数曲を聴きました。
正直に言いますと、これが……良いです、はい(笑)。
思わず「これ、おれだったら試聴して間違いなく買うよ」と言ってしまったり。。。
そして僕はその勢いで、家に帰ってジャケットのデザインを仕上げました。
こちらもいい感じであります。
きっと、"floral dew"から大きく成長したeuphoiraの今を、皆さんのもとにお届けできると思います。
楽しみにしていてください♪
2003年09月07日
遠き地での演奏
名古屋、大阪、京都と、"SILENT RUNNING"のアウェー3公演が終了。
振り返ればあっという間で、音楽にあふれた充実の3日間だった。
3日。
朝、渋谷を出発して東名を走り、名古屋へ。
昼前に到着、ガストで味噌カツを食べ(笑)、会場入り。
APOLLO THEATERにてライブ。
打ち上げでは、名古屋名物、手羽先&味噌串カツを食す。
そして夜は、ドラえもんベッドのあるホテル長楽へ。
4日。
大阪へ移動。
梅田のタワーレコードに立ち寄った後、高架下にある会場に到着。
2nd LINEにてライブ。
終了後は、京都へ直行。
5日。
京都に住む友人と会い、京大西部講堂を案内してもらう(今回唯一の観光)。
その後、住宅街に佇む、風情あふれる会場へ。
磔磔にてライブ。
そして日付が変わる少し前に走り始めた車は、翌日の早朝、渋谷駅前へ帰還した。
演奏しながら、アンケートに書かれた沢山の感想を読みながら、
違った土地で、そこに住む人、そこまで足を運んできてくれた人の前で演奏できるのは、幸せなことだと強く思った。
一緒にまわってもらったCONDOR44、PLATON、各地のゲストバンドのライブを観て、学ぶことも多くあった。
観に来てくださった方々、出演されたバンドの皆さん、スタッフならびに関係者の皆さん、
どうもありがとうございました。
もっともっと、がんばらねば。
まずはツアーファイナルの10日シェルターで、良い演奏をしたいと思う。
2003年08月07日
水面下の世界
先日、Queでのライブを見に来てくださった方、どうもありがとうございました。
しばらくぶりのライブでぎこちなさもありましたが、
現在進行中であるレコーディングの成果を、少しお見せすることができたのでは、と思います。
次のライブは、なんと、名古屋、大阪、京都、東京とまわるツアー。
初めてのツアーで、初めてeuphoriaを観る人に何を伝えることができるか。
充実した、意味のある演奏旅行になるよう、今から頑張ります。
2003年07月20日
録音作業第一回戦。
昨日、一昨日と、2ndミニアルバムに向けてのレコーディング一回戦。
今回はやはり、前回以上に学ぶことが多かった。
時間的余裕も前回よりあったため、
演奏を録音する意味について考えながら臨むことが出来た。
まだレコーディングは終わっていない。
euphoriaの今を、しっかりと反影した作品を創り上げたい。
2003年06月27日
上へ
僕らが月1以上のペースでライブをするようになって、半年。
24日のJAMは、そんな2003年度上半期の、締めくくりのライブでした。
僕は前日にレポートを提出して夏休み初日でしたが、
森川はドイツ語辞典と教科書を携え、木下は楽屋で英語の宿題をしていました。
それはともかく、肝心のライブについて。
上を目指していく過程の、小さいながらも確実なステップとなる演奏ができたのでは、と思います。
こうやって一つ一つを大切に、もっともっと鍛えていかねば。
今回足を運んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。
2003年06月12日
ペンギン・カフェ・オーケストラ
9日のライブに来てくださった方、どうもありがとうございました。
初めてeuphoriaを見に来てくれたお客さんも多くて、感想をいただいたり、とても嬉しかったです。
まだまだな所はもちろんありますが、"実感"を持って演奏できました。
最近、バンドの中での自分の演奏、というか役割に関して少し見えてきたことがあって、
それを追求していこうと思っています。
そしてまずは、練習だなあと。
24日も、がんばります。
2003年05月05日
意味を。
29日のライブ見に来てくださった方、どうもありがとうございました。
遅くなってしまいすみません。
無理せず、いつもどおり、と心がけて臨んだ本番。
のびのび演奏できたと思います。
森川がMCで語ったのには少しおどろきつつ(笑)、
とても得るものの多い一日でした。
次のライブまで、あと5日。
意味のあるライブをしたいと思っています。
2003年04月17日
4月の空に飛行船
"floral dew"が発売されて3週間。
以前からeuphoriaを知っていた人たちから感想をいただいて、
また少しずつ、今までeuphoriaを知らなかった人たちからもリアクションをいただいていて。
ほんと、嬉しいです。
どうもありがとうございます。
ライブ、頑張らねば。
そう、レコード店などに置く予定のフライヤーデザインが完成しました。
なかなか良い感じに仕上がっております。
近々お店に置かれると思うので、よかったらチェックしてみてください。
2003年03月28日
演奏の実感
昨日JAMに来てくださった方、どうもありがとうございました。
不思議と、演奏している実感があるライブでした。
新曲を3曲もやるという多少無謀な挑戦をしたがゆえ、
後でビデオを見ても、未完成な部分が多くある演奏。
それでも、いつもと違うものが確かにあったのは本当です。
いい意味での余裕というか。
春はもうすぐ。
新曲ももっともっと鍛えていきつつ、
次に向けてがんばっていこうと思ってます。
2003年03月26日
広がる音、伝わる音
"floral dew"発売日。
代官山にあるレーベルの事務所に行く用事があったため、森川と2人で渋谷のレコード屋をのぞきに行く。
そして、試聴機に入った"floral dew"を発見。
おぉ、入ってるよ、試聴機!
とりあえず、試聴してみる。
もう何回も聴いているのに、試聴してみる。
自分たちの曲を試聴機で聴くという初の場面に、少し興奮。
森川と「こんなにはしゃぐのは多分初めだけよね」と話しながらも、実に新鮮な体験。
僕らが試聴を終えた後、試聴機のところにやって来た他のお客さん。
おやっ、"floral dew"を試聴している。
ついつい、遠くからそっと様子をうかがってしまう。
次の瞬間、そのお客さんは"floral dew"を1枚手にとってレジへ!
あまりのタイミングの良さに唖然。
2人して、本気で「ありがとうございます」と言いそうになった。
全く会ったことのない人が、euphoriaのCDを試聴して、
お金を出してまでして聴こうと思ってくれたということ。
話したこともないけれど、もしかしたら音楽を通して何かが伝わったのかもしれない。
そしてその人の生活の一場面にeuphoriaの音楽があるのかと思うと、純粋に感激してしまった。
ライブも見に来てくれたらうれしいなぁ。
これからますます頑張らなくては。
そう思った瞬間だった。
2003年03月19日
昨日と今日、そしてこれから
昨日ライブ見に来てくださった方、どうもありがとうございました。
これから戦争が始まるという現実と、
京都で新生活を始める友人を気持ちよく見送りたいという気持ちが交錯した、
複雑な心境でのライブでした。
2/16のライブ以降、演奏するときに一番大切なことについて三人でもう一度話し合っていたので、
昨日も何回か、その”感覚”を持てた瞬間がありました。
昨晩、あの場にいたみんなの笑顔が、
同じ地球上の、イラクと呼ばれる場所に暮らす人を含め、全ての人にあることを祈りつつ。
2003年03月12日
日常会話
森川の3/8の日記と、木下の3/11の日記が面白い。
僕らの日常会話を表している気がする。なんとなく。
2003年02月20日
遅くなりましたが
16日のライブに来てくださったみなさん、どうもありがとうございました。
色々な意味で収穫が多く、また刺激を受けた一日でした。
OnlyFeedbackという場で演奏したこと。
純粋にリスナーとして好きなバンドと共演させてもらったこと。
終了後、沢山の人とお話しできたこと。
そして思いました。
これからのライブ、イメージがより自然な形で広がって、染みていくような演奏を目指したい。
演奏力はもちろん大事だと思う。
でも、間違えないようにと思って縮こまるような演奏はしたくない。
当たり前の話だが、一番大切なのはそこで共有される”何か”であって、
他のことはすべてその”何か”のためにある。
やっと僕たちもライブの本数が増えてきたが、それだけは忘れずにやっていきたい。
というわけで、久しぶりの日記です。
実は、今日がジャケットデザインの〆切で、午前中、データを無事レーベルの事務所に届けてきました。
そんなわけで、少しほっとしております。
もちろん、残りの作業も最後までしっかりやって、いい作品に仕上げたいと思ってます!
2003年02月12日
午前2時の高周波騒音
規則的にリズムを刻みつづけるプリンタ。
16日のOnlyFeedbackで販売する、2曲入りCDのジャケットを印刷中。
その音をBGMに、フライヤーデザイン。
傍若無人なプリンタの機械音に、ちと頭がやられ気味。
いよいよ、3日後に迫ったOnlyFeedback。
のびのびやりたい。
2003年02月05日
雨から雪へ
スタジオに入ってリハ。
まだどこにも発表していない、真新しい曲たちをいくつか合わせてみる。
もう少し弾きこみ、叩きこみ、歌いこみが必要ではあるものの、なかなかいい感じです。
今までにない感じの、疾走感のあるインストなんか、特に。
リハ終了後、森川宅へ移動し、録り残していたコーラスを録音。
帰宅後は、euphoriaのサイトをチェックしたり、ミニアルバム関係の仕事をすませたり。
バンドで始まり、バンドで幕を閉じた一日。
2003年01月30日
梅の花の咲く頃
森川が不眠不休でミックス作業に勤しむ傍ら、
僕はジャケットデザイン作業に精を出しております。
原案を練習に持っていき、3人でああだこうだ言って、それを基に何度もリバイズ。
店頭に並ぶ作品の表紙ですからね、妥協は出来ません。
それにしても、一昨年の春、バンドのロゴとかあったらいいよね、
みたいな発想で作ったeuphoriaのロゴが、こうしてCDのカバーにデザインされることになるとは。
そういう地味なところで、実はわくわくしてしまったり。
とにかく、音も、アートワークも、ひとつひとつにこだわって、
今の僕たちが最大限に表現された作品に仕上げたいと思ってます。
2003年01月20日
歯医者の椅子
無事、euphoria official website*の移動、リニューアルが完了しました。
12月の初めぐらいから地道に作ってきたわけですが、
なんとか23日のライブまでに間に合ったので、ほっと一息。
……って、一息ついてる場合じゃないんですね、実は。
3月26日に出るミニアルバムのジャケを作らないといけないんです。
〆切というものは、差し迫ってくるためにあることを思い知らされてます、はい。
ライブの準備と容赦ない学校の宿題も相まって、時計の針の動きが妙に早い気がする今日この頃。
今が、がんばり時です。
(本当は、いつだって”今”こそががんばるべき時なのかもしれない、なーんて思いますが。)
ジャケもライブも、全力投球でいきます。
2003年01月03日
粉砂糖
うっすらと雪をかぶった景色。
そんな中、今年のバンド練初め。
ちょっとだけ疲れ顔の木下クン。
インフルエンザはなかなか手強かったらしい。
(でも食欲だけはあいかわらず旺盛だったらしい)。
1週間前のライブはずいぶん前のことに感じられて、
久しぶりに3人で演奏しているような気がした。
今年はライブの本数も増えるし、
CDのリリースも控えているし、
ひとつひとつを大事にやっていきたい。
2002年12月22日
自作ウインドスクリーン
森川宅で、バンド練習前にコーラス録り。
いやあ、難しいです、歌を録音するのって。
さあ録音開始っていうふうに簡単に始めても、うまくいかないわけです。
ただ声を出すだけではだめで、イメージを持って歌わないといけないことを痛感しました。
2002年12月18日
一回の意味
昨日見に来てくださった皆さん、本当にどうもありがとうございました。
何回もライブを見に来てくれる人がいるのは、とても嬉しいことです。
同時にそのことで、ライブに対する僕らの姿勢はよりシビアなものにさせられます。
”前と同じような演奏をしてはいけない”と思うからです。
ライブをする度に浮かび上がってくる、新しい課題。
それを次回のライブに向けて良くしていって、
ひとつひとつステップアップし、確実に実力をつけていくこと。
それが、今すべきことだと思っています。
だから次のライブは、今回よりもきっといいものにします。
その次のライブは、それよりも更にいいものにします。
1回のライブの意味を、10回のライブの意味以上の重さにしたい。
ライブの回数が増えても、1回のライブを本当に大切にしたいのです。
森川が書いているようにそれはプレッシャーでもありますが、
越えていくべきハードルだと思うからこそ、ここで宣言しておきます。
そんなeuphoriaのライブ、どうか末永く見てやってください。
※昨日のライブのセットリストをBIOGRAPHYページに載せておいたので、よかったら見てみてください。
2002年12月08日
8時間の「戦い」
午前0時30分、スタジオ入り。
ほぼ同時に、「様子を見に行きます」と言っていた123レコードの浅田さん、
救援物資(食料)を持ってご来訪(ありがとうございます、わざわざ真夜中に)。
さて、ドラムを部屋の中央に移動し、マイクをセッティング。
マイクの位置や角度を入念に設定。
素早すぎて、はたから見ていると何をしているのかさっぱりわからない、
ハードディスクレコーダーをいじる森川の指さばき。
ベースもセッティング完了。
ヘッドフォンのモニターチェックもすませ、いざ録音開始。
……と、怒濤の8時間が幕を開けた。
まずは"melting into Einstein's brain"から。
epに入っているバージョンは、去年の夏に福島で録音したもの。
僕たちの曲の中ではもっとも古いこの曲、演奏がシンプルなだけに一つ一つの音が超重要である。
木下が「雰囲気だね。曲にスーって入り込めばいける。」と言った。
まったく同感。
録音している、と変に意識するとうまくいかない。
「"正確な音"というよりも、まず"伝わる音"を鳴らすようにしよう」ということになった。
次に"fantasmartyr"のドラムループを録音。
続いて"reason"、"clover"、"minty ocean"、"noise moonrise"……。
いつもと比べれば順調に進むレコーディング。
しかし……それは、午前6時半をまわった直後だった。
新しい歌ものの曲を録音後、確認のため聴いてみると、一番もりあがる部分で音が見事にとんでいる。
???
何かいやな予感。
そう、これは、夏に同じスタジオでレコーディングした時にも起きた現象だった。
もう一度録り直す。
聴く。
やはり同じところで、ブレイクビーツのごとくスネアロールがチョップされている。
ハードディスクの違う場所でもう一度録音し直しても、
レコーダーの電源を一度落としてみても、まったく同じ場所で音飛びが起こる。
もしや音量が大きすぎたり(?)、と入力レベルを下げても変わらず。
だが試しにその部分を、全く違う静かなドラムパターンに変えて録ってみると、何の問題もない。
背筋が凍る3人。
このスタジオには霊がいるのか?
1時間近く繰り返している内、やっとまともに録音できたから良かったものの、
あれは一体なんだったのか。
そしてその後の曲は、ほとんど気力で演奏。
最後の30分には幻聴まで聞こえ出す始末。
午前8時半、予定していた曲は、どうにか終了した。
レコーディングは辛い作業だ。
だが、同時にものすごく意味のある作業だと思う。
ここで録音した音が、euphoriaのCDを聴く人の耳に直接とどくのだから。
スタジオを出ると空はもう明るい。
日曜の朝のさわやかな表情の人々と、それとは対照的な精根尽きはてた自分。
通りを歩く人の波や駅の構内アナウンス、すべてが夢の中のようで、
ようやく家にたどり着いた僕は、即刻、深い眠りにおちていったのだった。
2002年12月06日
明日に向けて
今日も、昨日も、おとといもバンド練。
そう、明日はレコーディングなのです!
夜12時半から朝8時半まで、恐怖の”深夜8時間パック”(笑)。
録音候補は7曲、果たして時間内に全て録れるのか。
毎度のことながら、今回もぎりぎりです。
でもひとつひとつを丁寧に、聴いてくれる人に伝わる音を録りたいと思ってます。
最大限やって、いい作品つくります。
期待しててください。
2002年10月20日
初ライブの思い出
部屋を片づけていたら、なつかしい写真が出てきた。
euphoriaを結成して一ヶ月もたたない頃の、初ライブに向けた練習風景。
初ライブの会場は、当時僕たちがいた高校の寮の、誕生日会の席だった。
日にちは今でも忘れない、僕の大学受験日前日、2001年2月7日。
その前日の練習シーンが、写真には写っていた。
夜、高校の音楽室にドラムやアンプをひっぱりだして、翌日演奏する3曲を繰り返し練習していた僕たち。
途中で先生に見つかって、止められそうになったものの、
「寮の誕生日会のためです」と言うと、その先生はしぶしぶいなくなった。
翌日の演奏は、今考えると恥ずかしいレベルだったに違いない。
でも初めてのライブを、一緒に寮で生活していた友達に、アットホームな空間で聴いてもらえたのはよかったなぁと、写真を眺めつつふと思ったのだった。
2002年10月19日
替え玉一丁☆by H.M.
今日の練習中ジャムっていた曲が、形になりそうな予感。
今、ほかにも1曲作っている最中のインストがあって、この先楽しみです。
3人でやるインストゥルメンタルは、楽器が少ないぶん、中途半端なものを作ると音の薄い、変化に乏しい曲になってしまうんですね。
ってことを前から話していて、今完成しているインストは基本的にすべてジャムって作った曲なわけですが、それができたのは実は奇跡なんじゃないの?なんて言ったりしてました。
で、これからもしかすると2つ奇跡がおこりそうなので、かなりわくわくしています。
で、今日の日記のタイトルは、ラーメン屋で少食の森川が、めずらしく速攻で替え玉を注文したおとといの事件に由来しています。
2002年10月07日
懐かしのトップページ
この1週間まだかまだかと待ち望んでいたサーバーismusicの復旧が、ようやく完了。
僕は、黒い背景に地球が浮かぶトップページを見たとき、懐かしさまでいだいてしまいました。
とにもかくにも、ほっと胸をなでおろしております。
euphoriaのサイトは、もうすぐで開設1周年になります。
その間、このサイトを通じて、沢山の出会いがありました。
皆さんにeuphoriaを知っていただけたこと、うれしく思っています。
バンドもサイトも、これからますます充実させていきますので、どうぞよろしくお願いします!
がんばります☆
2002年09月23日
休日のオフィス街
友人が撮る”silent roar”PV撮影のため、新宿へ。
オフィス街を舞台に、ゲリラ撮影。
休日の都庁周辺は面白い。
人が極端に少ないため、広い空間がさらに広く見える。
その結果、無機質なコンクリートで囲まれた広場が、駅周辺の喧騒とは対照的なオアシス的雰囲気すらかもしだす。
都会ののどかさ、のような不思議な感覚もある。
撮影の方はというと、中国人旅行客に興味津々で見られたり、警備員に「敷地内は撮影禁止なんで……」と怒られたりしながらも、予定のシーンは無事終了。
完成が楽しみであります。
2002年09月08日
JAMに来て下さった皆さんへ
今日見にきてくれた皆さん、ほんとにありがとうございました!
いつもより短い時間でしたが、だからこそその中で最大限内容の濃いものを表現したい、と思って臨みました。
euphoriaが表現したい何かを感じ取っていただけたのであれば、それはこの上ない幸せです。
僕たちは、おかげさまでお客さんにはとても恵まれていると思います。
それに相応しいだけの、いやそれ以上の演奏ができるように、この先またもっと上を目指していきたい、いや、いかなくてはならないと思う次第です。
これからも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
あ、今GIGS INFOページで”次回のライブは12月”、となっていますが、それより前にもやるつもりですのでよろしければぜひお越し下さい。詳しい日程等決まればアップいたします。
そういえば、帰りの電車で木下(ドラム)は、僕としゃべりながらも、沈黙が5秒続くと立ち寝してました。
人と話してるときに立ち寝するやつは初めて見ました。
まあ、それぐらい疲れていたということです(笑)。
2002年08月31日
焼けつく陽射しの下
友人の制作するPV撮影のため、昭和記念公園へ。
合間には落ちていた青いビニールボールで遊びつつ、人のいない広大な”みんなの原っぱ”で撮影は順調に進んだ。
その後、場所を移してとある”廃虚”へ。
はしゃいでいたら、久々にすり傷をつくってしまった。
本当に久しぶりのすり傷。
ちょっとひりひりしつつも、なんだか楽しかった(笑)。
なにはともあれ、プロモの完成が楽しみです。
2002年08月28日
代官山にて
3人そろって、今コンタクトをとっているレーベルの事務所にお邪魔した。
そこではいろいろな話をして、いろいろ考えさせられることがあった。
人に音楽を聴いてもらうということは、作り手と受け手が音を媒体としたコミュニケーションをとることだと思う。
あるミュージシャンが”僕らの音楽を本当に必要としている人にレコードを一枚一枚手渡しできるのなら、それが一番いい”と言っていた。
結局、音楽を届ける作業をレコード会社に任せっきりで、そういった感覚を忘れてしまったら終わりだろう。
レーベルの方は、”宣伝もマネージメントも、すべて自分たちでやっていくことはとても重要”と話していた。
日本では、少し有名になると事務所がツアー先のホテルの予約から何からすべての面倒を見るそう。
でも人間は当然すべき自分のことをしないで済むようになると、何も感じなくなってしまう、という話だった。
あくまでもバンドがすべて自分たちでやっていくのが理想で、でもそれには限界もあるから、その部分のサポート、という形でレーベルを運営されているように感じた。
以前森川が日記に書いていたように、自分たちでCDをつくり、HPを運営し、ライヴをする、ということを続けていくことで実力をつけていき、その実力とともに自然にリスナーが増えていくようなバンドになりたい、と思う。
そして聴いてくれている人に対する感謝の気持ちをいつまでも忘れずにやっていきたい。
2002年08月27日
進むべき方向
早く、早く次のライブをしたい。
今までもそう思うことはあった。
でも今のこの感覚は、先が、進むべき方向が見えていて早くそこに辿り着きたい、そんな感覚。
3人それぞれではなくて、1つのバンドとしての進むべき方向。
それが見えた気がする。
特殊な状況下ではあったが、今までに無く気持ち良く演奏できた。
お客さんは決して多くはなかったが、こういう時こそ聴いてくれている一人一人に届くように、と思って演奏した。
BBSに、今までと違う何かがあった、というようなことを書いてくれた方たちがいた。
それはステージ上で僕も感じていたことだったので、嬉しかった。
イベントに呼んで下さった北山さん、モリカワのナイスなニックネームを考えて下さった野本さん、早速euphoriaTを着て宣伝して下さった桃井さん、ロフトの多田さん、斉藤さん、他にも沢山のスタッフの方々、どうもありがとうございました。
そして来て下さったお客さん、本当に感謝しています。
2002年08月19日
ベトナム青年遅刻
久しぶりに3人そろっての練習。
ベトナム人並みに日焼けしたK君は、寝坊のため遅れて登場。
それにしてもキノシタは本当によく焼けた。
ちなみに一昨日のバンドミーティングに現れた彼の第一声は、
「やべー、日サロ行ったみたくなっちまったよー」。
実際、そのぐらい黒い。
それはともかく、今日の練習。
本当に久しぶりだったが、特に大きな問題はなく、ひと安心した。
キノシタもベトナムで毎日基礎練習をしていただけあって、全く落ちていない。
この調子で合わせていけば14日のレコーディングには間に合うだろう。
ところで今回録音する予定の曲の中に、”clover”という難曲がある。
この曲は、特にバスドラムとベースをそうとうタイトに合わせなければかっこよく聞こえないのだ。
そこでドラムとベースだけを録音し、コンピュータで音の波形を解析して微妙なずれを調べる、という大胆な(?)実験を試みた。
波形を出すと、小さなずれまではっきり目に見えてしまう。
実際耳で聞いてタイトに聞こえる部分は、波形で見てもドラムとベースが全く同じタイミングで音を出していて、
ちょっとしっくりこないなあと思う部分は、2人の波形がずれていた。
改善点が正に、目に見えてわかった。
バシッと聞こえるようになるまで、練習あるのみです。
2002年08月14日
ウスバカゲロウ飛ぶスタジオ
昼12時半、スタジオ入り。
そして夜8時半まで、まとまった休憩もほとんどなしにレコーディング。
決められた時間内に納得いく演奏をしなければならない、というのは精神的にかなりきつい。
納得いくまで何度も録り直す作業は、肉体的にもきつい。
時間制限のない環境でレコーディングができたらどんなにいいだろう、と毎回思う。
でも仕方が無いので、8時間がんばった。
そしてやれるだけのことはやった。
終わってみると、本当にあっという間。
スタジオのロビーには、練習に来ているイースタンユースの人たちがいた。
が、終わった脱力感のため大して驚きもせず。
今回は”silent roar”や”mudai(まだ曲名がついていないのでこう呼んでいる)”など、空間的な音の広がり、ライブのような迫力が必要な曲も録音した。
こういった曲の音源化は難しい。
今日録った曲たちがミックスを経てかっこいい音源になるかどうか、楽しみでもあり、少し不安でもあります(笑)。
2002年08月13日
パンダ・オン・モリカワ
バンド合宿終了。
そして明日はレコーディング8時間一本勝負。
気合入れていきます。
ところで、BIOGRAPHYページの写真がやっと夏らしくなりました。
ちなみに今日の午前中撮った写真です。
中央は、ナカノのワックスでセットしたせっかくのベッカムヘアを嫌がって無造作ヘアで登場、でもマンチェのプラクティスシャツを着ているキノシタ。
右はお気に入りの中国産パンダを肩にのせて嬉しそうなモリカワの図です。
パンダは、落っこちないよう必死になってしがみついています。
2002年08月12日
ヒガシクルメでバンド合宿
森川宅に泊まり込みで練習。
レコーディングする曲を入念につめていった。
最後、ドラムをたたき終えた、明日20歳を迎えるキノシタ、
突如として悟ったように「ローマは1日にして成らず」の発言。
「???」(森川と僕)
その、絶妙なる使いどころのズレ。
こんな感じですわ、いつも(笑)。
今、僕の後ろでは、
森川がギターを弾き語り、木下が風呂上がりのベッカムヘアで僕の書く日記をのぞき込んでいます。
2002年08月06日
還ってきたキノシタ
うちのドラマーが無事帰還した。
電話口での声は元気そうで、怪我もなく帰ってきたのは喜ぶべきこと。
ようやく3人揃った。
久しぶりに3人で演奏できると思うと、明日からの練習が実に楽しみです。
2002年08月03日
感動の共有
BIOGRAPHYページの写真、よく見ると暑苦しいですね。
キノシタとモリカワはマフラーまで巻いてるし(笑)。
あの写真もそろそろ更新せねばと思いつつ本日のモリカワの日記を読んでいたら、
夜中に一人で自作の曲を爆音で聴きながら興奮しているうちのギタリストの姿を想像して、
おもわず笑いがこみ上げてきたりした(笑)。
まあでも、作った本人が感動しない音楽を人が聴いて感動するわけがない、と思います。
実際僕もeuphoriaで演奏している時、”おおっ!”とか思ってる瞬間があります(笑)。
仮に聴いている人がその時そこで同じように感じなかったとしても、
まず自分が感動する音を出さないとその音が感動を伝えるわけがないし、
そうやって演奏しているうちにどこかで聴いている人が感動してくれれば、
そんなに素晴らしいこともそうそうない、なんて思うわけです。
”感動の共有”ができたら、それはひとつの理想のライブ像だと思います。
ちょっとまじめに書いてみました。
2002年07月30日
まだ名もない曲
ギターと歌、そして大まかなドラムの入った”まだ名もない曲”に合わせて、ベースを弾く。
先週森川から受け取ったデモ。
それをステレオで流しながら、ベースラインをあれこれ考えた。
euphoriaの曲は基本的に、3人で0からジャムりながら作るケースと、森川が最初に作ったギターと歌のデモ(イメージとなるリズムやベースが入っている時もある)に後からドラムとベースをつける場合とがある。
前者は例えばsilent roarやBilly Moon's Blueがそうで、
後者はminty oceanやreasonを作ったときがそうだった。
いずれにせよ、ベースラインを試行錯誤する作業は楽しい。
まず、直感で何も考えずに弾く。
そしてコードを意識して、ルートを鳴らしてみる。
そこからあえてルートをはずしたり、動いてみたりする。
最終的には客観的に”聴きながら”弾いて、一番しっくりくるラインで決定。
ベースで、曲の聴こえ方はがらっと変わってしまう。
そこが面白い。
受け取ったデモにベースをつける作業。
それを最初に経験したのは去年の1月、”melting into Einstein's brain”を作った時だった。
森川と木下のギターとドラムが入ったMDを、2人は受験勉強をしていた僕のところに持ってきた。
その晩、それを聴きながら思った。
「よし、曲ががらっと変わるようなベースを考えて2人を驚かせてやろう」と。
受験生は”気分転換”と称してベースを手にした(今となっては笑い話)。
そしてそれは、”melting into Einstein's brain”の静の部分(ギターが歪む前の部分)になった。
今作っている曲は、ギターが複雑なコードを弾いている。
こういう曲はベースも考えがいがある。
いい曲になりそうだ。
おそらく、ライブで演奏できる日も近い。
2002年07月08日
フフホト
ここでは、あまりにも広大な景色のせいで人がとても小さく見える。
仰向けに寝転がると、360度の空が広すぎる。
時の流れがスローモーションになり、
遠くを飛ぶ鳥のスピードもゆっくりに感じた。
”silent roar”という曲は去年の夏に作ったもので、自分達の中には”草原”のイメージがある。
ここ、内モンゴル・フフホトの大草原で”silent roar”を演奏したら最高だろうなあなどと、膨らむ妄想。
夕日が地平線の向こうに沈んで空が徐々に徐々に暗くなると、
同時に星の数は増していき、やがて満天の星空に。
久々に見た天の川。
こんなところに暮らしてみるのも悪くないかも、と思った。
2002年06月24日
地獄再来?否。
僕が中国に行ってしまうため、今日は3人揃ってできる出発前の最後の練習。
silent roarの、ドラムとベースを録った。
インスト曲の音源化は難しい。
本当はギターも同時に、アンプで鳴らして録れれば最高なのだが、
場所やHDRのトラック数の制約などによってやむを得ず。
レコーディングをすると演奏がうまくなる、という話を聞いたことがある。
普段は流れや勢いで弾いてしまっている所まで、気にかけなくてはいけないからだろう。
実際、去年の夏のeuphoria epのレコーディングを経て、僕らの演奏も幾分か変わった。
しかし、今思い出すとあのレコーディング=福島でのバンド合宿は、天国のような環境で体験した地獄ともいえる。
24時間音出しOKのスタジオ(=天国)を最大限に利用させてもらった。
2泊3日の内、食事と睡眠以外の時間はスタジオの中にこもりっきり。
2日目から3日目にかけては、30分の仮眠をはさみ、ほとんど不眠不休。
何回も何回も録り直して、極限の精神状態(=地獄)だった。
さすがにあの時に比べれば演奏も安定してきたからだろう、
今日は地獄を体験することなく終了した。
早く新しい音源を完成させたいものです。
>今日の一曲 PAVEMENT "major leagues"
2002年06月20日
euphoria×Mars16
バンドTシャツの件、ついに公式発表になりました。
Mars16というTシャツのデザインワークスチームとのコラボになります。
http://www.mars16.com/topics/index.html
実は前々からコラボのお誘いはいただいてたのですが、なかなかデザインを考える時間がなく、やっとデザイン案を送ったのが5月上旬。
株式会社マーズコーポレーションの北山社長とお会いしたのが6月のあたま。
そして現在はデザインデータをCD−Rで送り、フォルム等を作りこんでいただいてる最中です。
euphoriaのTシャツが、自分がデザインしたTシャツができるなんて、かなりわくわくします。
でも果たして、euphoriaのTシャツを欲しいと思ってくれる人はいるのでしょうか(笑)。
多分、一番楽しみにしてるのは僕達自身です。
この間北山さんとお会いした時は、アメリカのインディーズ・バンドの話などして、自分的にもかなり盛り上がりました。
去年の夏アメリカに行った時も感じたことですが、音楽の与える感動は、初対面の場でも、バックグラウンド、国籍などが違っても共感しあえるものですね。
北山さんはかなりコアな音楽フリークでいらっしゃいましたが。
業界の裏話も貴重でした(笑)。
こんな機会を下さった北山さんには、ホントに感謝してます。
2002年06月08日
謝謝
昨日来てくれた方、どうもありがとうございました!
見に来て下さる人がいるのは、本当に幸せなことだと思っとります。
至らぬ点はまだまだありますが、誠心誠意で演奏しました。
自分なりには、メトロノーム効果もあり、前より確実に良くなったのでは、と感じてます。
でも、次のライブはこんなもんじゃありません。
ってここで宣言しときます。
夏は成長の季節。
euphoriaも、ひとまわりもふたまわりも大きくなる予定です。
なのでこれからもどうぞよろしく!!
2002年06月05日
直前の心境
ライブが近い。
今日の練習は、例のメトロノーム裏打ち特訓の後、本番と同じ曲順で通した。
緊張にも似た独特の気分の高まりがある、いつものライブ直前。
しかし今回は、いつもとはまた少し違う。
演奏するのが楽しみで、それによって更に気合が入っている感じ、というか何というか。
とにかく、あさってのライブがとても楽しみだ。
2002年05月30日
恐るべしウラ拍メトロノーム
今週は本当に忙しくて、この日記を書く時間さえなかった。
まあ、もとから日記とは到底呼べない更新度ではあるのだが。
今日は久々のスタジオ練習だった。
そして、”最近開発した特訓”によるのだろう、
以前よりもかなり演奏しやすさを感じられた。
恐るべしウラ拍メトロノーム。
いつもいつもクリックをウラで聞いているあまり、
最近はメトロノームの音を聞くと、
それが勝手にウラに聞こえたりしてしまって、
ちょっとウケル。
もっともっと、基礎リズムを鍛えていきたい。
そして今から、予約録画しておいたフランス対セネガルを、ビデオで観戦です。
>今聴きたい曲 THE APPLESEED CAST "On Reflection"
2002年05月20日
fantasmartyr
電車に乗るとき、
進行方向一両目の一番前が大好きだった、小さい頃の僕。
運転手さんの背中越しに、動く景色に目を奪われていた。
時にまっすぐで、時に緩やかな曲線を描く二本の鉄の筋。
遠くに霞む景色が、やがて近づいてくる。
そのスピードはどんどん加速し、すぐそこまで来た、と思うやいなや、
視界から消えていく。
最後尾で眺める景色もおもしろい。
先頭で見た景色の動き方が、そのまま巻き戻っているような感覚。
視界の縁から、次々と新しいものが飛び込んできて、
みるみる遠くなっていく。
今日、中央線でたまたま先頭に乗った僕は、
ふとそんなことを思い出した。
窓の外を眺める。
近づいては視界から消えていく景色。
不思議なことに、今でも、
その景色の動き方は新鮮に感じられた。
そして僕は、そのことに自分で驚きつつも、
少しほっとして、ため息をついてしまったのでした。
>本日の一曲 idlewild "Let me sleep (next to the mirror)"
2002年05月11日
15年来の友人について
うちのドラマーは、なかなかのテンネンくん。
自動改札でテレホンカードを通しちゃうような感じなのです(実話)。
練習の時も、毎回のようにメンバーを笑わしてくれます。
そして本日もまた然り。
でもあの面白さは、彼のキャラを知っていて、かつ実際にその場に居合わせないとよく伝わらないでしょう。
「クールな外見からは連想できないっ!」と定評の、愉快な行動と言動(笑)。
きのしたよーすけと話したことのない人、
街で、ライブで、彼を見かけたら、声をかけてみることをおすすめします☆
>本日のテーマ THE COMAS "ARENA"
2002年05月08日
heavy music?
あるミュージシャンが言っていた。
「音だけがヘヴィな音楽を作るのは簡単だが、中身がヘヴィな音楽を作ることは難しくて、やりがいがある」と。
中身がヘヴィな音楽……。
そういえば、ナンバーガールの新作は”NUM-HEAVYMETALLIC”。
先日、テレビ番組で彼らのレコーディング場面をおさめたドキュメンタリーを見た。
そこに映されていたのは、曲を作る最中の4人の、異常なまでに真剣な姿勢。
中身がヘヴィな音楽……。
僕らも目指していきたいものです。
>今の気分 autechre "confield" を1枚通して
2002年05月02日
sound of silence
今いるのは、大学の図書館。
図書館では喋り声がしない。
人はいるのに、皆黙っている。
昔、”無音”と”静寂という音”の違いについて、森川と話したことを思い出した。
前者は文字通り無で、後者には独特の緊張感のようなものがある。
それは音にならないものなのかもしれない。
僕は”静寂という音”が好きだ。
sound of silence。
音楽においても音の無い部分は、音のある部分と同様に重要、と思う。
2002年04月28日
中央線のオレンジと朝焼け
午前6時15分、帰宅。
昨夜のライブはもうずいぶん前のことのよう。
いやあ、ライブは楽しいと同時に、本当に難しいというか奥が深いというか。
最近やっと、演奏しながら”今演奏している”感を持てるようになってきました。
以前はただひたすら、がむしゃらにしか出来なかったのですが。
でももっともっと練習して、ライブをこなして、バンドとして1つに固まった音を出していきたい、と強く思う次第であります。
昨日はまたも森川君(ギター)の弦の強度が彼の気迫に耐えられぬ事故が起こってしまいましたが、見に来てくれた方、CDを買ってくれた方、どうもありがとうございました!!
>今聴きたい一曲 PEARL JAM "Nothingman"
2002年04月24日
もうそろそろ
来たる土曜日のライブ前にHPを更新しておくため、
パソコンの前に座り続けること6時間。
なんとか作業は終了。
なぜ今日中に終わらせたかってそれは、
明日もあさっても夜遅くまでバンド練だからです。
ちなみに昨日もおとといもバンド練。
ライブ前にいつも感じるあの士気の高揚も、もうそろそろ、であります。