2007年07月01日
東京都現代美術館にて
東京都現代美術館へ、TOKYO WONDER WALL展とマルレーネ・デュマス展を見に行く。
TOKYO WONDER WALL展は、東京都が主催する、若手芸術家の全国公募展。
そこに、学生時代の友人、安田悠が絵画作品を出展しています。
彼の油絵は独特な空気感がある素敵な作品。
今回の展示で彼はTOKYO WONDER WALL賞を受賞し、
来年2月に都庁での個展も決まりました。
友人の受賞は、純粋にうれしいもので。
これ以外にも、美術館学芸員や美術ジャーナリストによる推薦制の展示、
VOCA展 2008(上野の森美術館)への出展なども決まっています。
皆さんも、よければぜひチェックしてみてください。
↓安田悠 ウェブサイト | Yu Yasuda Official Website*
http://www.yu-yasuda.com
※ちなみに、このサイトは僕が作っています。
そして、デュマス展。
南アフリカ出身でアムステルダム在住の女流画家、マルレーネ・デュマス。
2008年にはアメリカのMOMAやMOCAで大回顧展が企画されている、国際的な評価の高い作家です。
彼女の作品は今回、初めて見たのですが、そのパワーに驚きました。
特に、様々な表情の人物を描いたドローイング。
決して写実的ではないのに、ものすごく"リアル"だったのです。
あれは、写実的に描くよりも、ずっとリアルにその人物を描いているのではないかと。
その感覚は、今までに感じたことのないものでした。
様々な感情が一緒くたに渦巻いているかのような表情たち。
薄い筆触の中に、深い人間味がありました。
そんなこんなで、色々と刺激を受けた休日でした。