2007年05月30日
Ma Fleur
イギリスのジャズユニット、The Cinematic Orchestra。
彼らの新しい作品"Ma Fleur"を、最近よく聴いています。
架空の映画の脚本を制作して、そのサウンドトラックという設定で作ったとのこと。
前作"Everyday"のリズムのはっきりしたグルーヴィーな感じも好きですが、
今作はハーモニーとメロディに重点を置いて、映画的な叙情性とストーリー性を感じます。
音の質感も生っぽく、空間の中でそれぞれの楽器がリアルに鳴っている感じ。
聴き手の想像力が介入する余地があって、イメージを広げられるこの感覚が、素敵です。
▲The Cinematic Orchestra "Ma Fleur"