2005年08月30日
霧がたちこめた森
群馬・伊香保にあるハラミュージアムアーク(品川・原美術館の別館)へ行ってきました。
牧場の一部が現代美術館になっており、緑と現代美術の調和がなんとも心地よい空間。
同じ作品を都会の美術館で見るのとはまた見え方が違うだろうなどと思いつつ、
こういう空間でライブをしたらどういうふうに響くだろうかと考えたりもしました。
そして、近くにある湖に立ち寄ろうとして濃霧にみまわれた帰り道、普段見られない景色に遭遇。
白い霧が立ちこめた森の景色は、「静寂」が絵になったような世界。
車を降りて何枚か写真を撮った後、euphoriaの曲でタイトルに霧という言葉が入った"ferriswheel (in a morning mist)"を流しながら、林道をくだりました。
朝もやのなかにある観覧車、というイメージから名づけられたこの曲。
霧のかかった景色の中で聴いてみて、なんだか、イメージが広がっていくのを感じました。
2005年08月03日
灼熱のNYC
7月半ば過ぎの1週間弱、一人、ニューヨークに行ってまいりました。
新しくなったMOMAをはじめ、美術館やギャラリーを見てまわるのが主な目的の旅。
日差しの強い灼熱のNYCで、今までにかいたことのないぐらいの汗をかきながらも(笑)、
クーラーのない地下鉄の駅ではサウナ気分にさらされながらも、
質の高い芸術と活気溢れるNYCの街にふれられた充実の6日間でした。
アメリカでは当たり前のことだけれど、あれだけ様々な民族の人たちが同じ場所で暮らしていることを改めて実感したり、セントラルパークの広大な緑と摩天楼の対比を眺めたり、東京では思いもよらない色々なことを感じつつ。
建物からしてそれぞれに個性のある美術館では、作品と作品が置かれる空間の関係を考えたりもしました。
それにしても、小さい頃からあれだけの美術作品に日常的に触れられる、ニューヨーカーの子供達がうらやましい。
刺激の多いあの街で食べる本場のベーグルは、日本と違う味がしました。
★PHOTO★
MOMAの白い壁
セントラルパークの芝生
アッパーウエストサイドの街並み
チェルシーの街路樹
ヴィレッジの公園
ロックフェラーセンターにいたペンギン
夜のミッドタウン1
夜のミッドタウン2