セヴン・モア・ミニッツ

森川がVOICEページで、マット・シャープについて書いてますね。
レンタルズ来日公演の話。いやぁ、懐かしい。

そうだ、あの日、前半のアコースティックセットが本当に素晴らしかった。

実は、今まで観に行ったライブのチケットはほとんど全てとってあるのですが、
あのライブはいつだったかと思い、探してみると、チケットに書かれた日付は1999年10月17日。

あれから5年も経ったのかと、少しばかり感慨を覚えつつ、久々にレンタルズを聴いてみました。

音楽が持つ記憶蘇生能力は、本当にすごいですね。
その音楽を聴いて感動した頃の記憶が、映像のように、リアルに、感覚的に、蘇るようです。

素晴らしい音楽は宝物ですが、音楽に感動した経験もまた、消えない宝物だと、ふと思いました。

star falling

今日は、森川宅にて、アルバムに向けた新曲の曲構成を練る作業。

あらかじめスタジオで録音した木下のドラムループに、ベースをのせる作業。
また、ドラムループに合わせてギターとベースを重ね、曲展開のアイディアを試す作業。

今回のアルバム制作では、数曲について、こうした作曲方法を試みています。
そして今日、この作業を通して一気に輝きを増し始めたような曲がありました。

もともとは、スタジオに入ってジャムセッションを繰り返している中で生まれた曲の原型。
それが、じっくり曲と向き合うことで、思い描く音に近づいていく。

この先のアルバム制作、道のりはまだ長いですが、とても楽しみです。
きっと、3人の渾身の思いを傾けた作品にしたいと思っています。

雨降る夜の天体写真

雨降る、夜中の2時。
外へ出ると、雨に濡れた地面が光っていて、思わず、部屋までカメラを取りに戻る。

透明なビニール傘をさして、そのまま近所を散歩しながら、気軽にパシャパシャと。

歩きながらビニール傘越しに見る雨の街の雰囲気を撮せないものかと、ふと思いつき、
傘を自動販売機の光にかざしながら回して撮ると、面白い効果が得られることを発見。

回転する傘についた水滴は、遅めのシャッタースピードによって円弧を描き、
さながら天体写真の星の軌道のようにも見えたり。

雨の夜の、天体写真。
そんな、午前2時過ぎ。