アドバルーン

電車の窓から、懐かしいものを見た。
遠くのビルの上に浮かんだ、巨大なビーチボール。

アドバルーン……。

その言葉を、久しぶりに思い出した。
本当に久しぶりに。
おそらく、その存在を思い出したのも何年ぶりかだろう。

ボール型の風船と、風にたなびく、宣伝文句が書かれた垂れ幕。

小さい頃はよく目にしていた。
幼い僕は、アドバルーンが好きだった。
その風船が、最後にはしぼんでしまうことを知った時、とても悲しかったのを覚えている。

久しぶりに見かけたアドバルーン。
なぜか、少し嬉しくて、少し悲しかった。

遅くなりましたが

16日のライブに来てくださったみなさん、どうもありがとうございました。

色々な意味で収穫が多く、また刺激を受けた一日でした。

OnlyFeedbackという場で演奏したこと。
純粋にリスナーとして好きなバンドと共演させてもらったこと。
終了後、沢山の人とお話しできたこと。

そして思いました。

これからのライブ、イメージがより自然な形で広がって、染みていくような演奏を目指したい。

演奏力はもちろん大事だと思う。
でも、間違えないようにと思って縮こまるような演奏はしたくない。

当たり前の話だが、一番大切なのはそこで共有される”何か”であって、
他のことはすべてその”何か”のためにある。

やっと僕たちもライブの本数が増えてきたが、それだけは忘れずにやっていきたい。


というわけで、久しぶりの日記です。
実は、今日がジャケットデザインの〆切で、午前中、データを無事レーベルの事務所に届けてきました。

そんなわけで、少しほっとしております。

もちろん、残りの作業も最後までしっかりやって、いい作品に仕上げたいと思ってます!

午前2時の高周波騒音

規則的にリズムを刻みつづけるプリンタ。
16日のOnlyFeedbackで販売する、2曲入りCDのジャケットを印刷中。

その音をBGMに、フライヤーデザイン。
傍若無人なプリンタの機械音に、ちと頭がやられ気味。

いよいよ、3日後に迫ったOnlyFeedback。

のびのびやりたい。

雨から雪へ

スタジオに入ってリハ。
まだどこにも発表していない、真新しい曲たちをいくつか合わせてみる。

もう少し弾きこみ、叩きこみ、歌いこみが必要ではあるものの、なかなかいい感じです。
今までにない感じの、疾走感のあるインストなんか、特に。

リハ終了後、森川宅へ移動し、録り残していたコーラスを録音。
帰宅後は、euphoriaのサイトをチェックしたり、ミニアルバム関係の仕事をすませたり。

バンドで始まり、バンドで幕を閉じた一日。