2002年12月29日
何もない空
あわただしい師走の街も、ひとたび年が明ければ正月独特の、ぼーっとした雰囲気につつまれる。
その変化はあまりにも激しくて、好きではない。
1月1日になったとたん、急ブレーキをかけたように遅くなる時の流れ。
澄み切った、何もない青すぎる冬空は、
2002年があと2日で終わることなどまったく我関せず、
といった趣で、少しほっとした。
2002年12月29日
あわただしい師走の街も、ひとたび年が明ければ正月独特の、ぼーっとした雰囲気につつまれる。
その変化はあまりにも激しくて、好きではない。
1月1日になったとたん、急ブレーキをかけたように遅くなる時の流れ。
澄み切った、何もない青すぎる冬空は、
2002年があと2日で終わることなどまったく我関せず、
といった趣で、少しほっとした。
2002年12月22日
森川宅で、バンド練習前にコーラス録り。
いやあ、難しいです、歌を録音するのって。
さあ録音開始っていうふうに簡単に始めても、うまくいかないわけです。
ただ声を出すだけではだめで、イメージを持って歌わないといけないことを痛感しました。
2002年12月18日
昨日見に来てくださった皆さん、本当にどうもありがとうございました。
何回もライブを見に来てくれる人がいるのは、とても嬉しいことです。
同時にそのことで、ライブに対する僕らの姿勢はよりシビアなものにさせられます。
”前と同じような演奏をしてはいけない”と思うからです。
ライブをする度に浮かび上がってくる、新しい課題。
それを次回のライブに向けて良くしていって、
ひとつひとつステップアップし、確実に実力をつけていくこと。
それが、今すべきことだと思っています。
だから次のライブは、今回よりもきっといいものにします。
その次のライブは、それよりも更にいいものにします。
1回のライブの意味を、10回のライブの意味以上の重さにしたい。
ライブの回数が増えても、1回のライブを本当に大切にしたいのです。
森川が書いているようにそれはプレッシャーでもありますが、
越えていくべきハードルだと思うからこそ、ここで宣言しておきます。
そんなeuphoriaのライブ、どうか末永く見てやってください。
※昨日のライブのセットリストをBIOGRAPHYページに載せておいたので、よかったら見てみてください。
2002年12月13日
道ばたにつもった雪は、とけては凍ってをくりかえしながら、日に日に小さくなってきた。
それでもまだ、日陰なんかにはしっかりと雪が残っていたりする。
夜にもなれば、例えば自転車のサドルは、表面の水滴が凍ってパリパリになる。
コンビニに立ち寄ると、あったかい飲み物のコーナーについつい目がいってしまう、今日この頃。
ところで、ペットボトルのホットドリンクって、昔からあんなに充実していただろうか。
えっ、それも温めちゃうわけ?!といった商品もちらほら。
陳列棚を前に味を想像しようと試みるも、これがなかなか難しいことに気づいたのでした。
2002年12月08日
午前0時30分、スタジオ入り。
ほぼ同時に、「様子を見に行きます」と言っていた123レコードの浅田さん、
救援物資(食料)を持ってご来訪(ありがとうございます、わざわざ真夜中に)。
さて、ドラムを部屋の中央に移動し、マイクをセッティング。
マイクの位置や角度を入念に設定。
素早すぎて、はたから見ていると何をしているのかさっぱりわからない、
ハードディスクレコーダーをいじる森川の指さばき。
ベースもセッティング完了。
ヘッドフォンのモニターチェックもすませ、いざ録音開始。
……と、怒濤の8時間が幕を開けた。
まずは"melting into Einstein's brain"から。
epに入っているバージョンは、去年の夏に福島で録音したもの。
僕たちの曲の中ではもっとも古いこの曲、演奏がシンプルなだけに一つ一つの音が超重要である。
木下が「雰囲気だね。曲にスーって入り込めばいける。」と言った。
まったく同感。
録音している、と変に意識するとうまくいかない。
「"正確な音"というよりも、まず"伝わる音"を鳴らすようにしよう」ということになった。
次に"fantasmartyr"のドラムループを録音。
続いて"reason"、"clover"、"minty ocean"、"noise moonrise"……。
いつもと比べれば順調に進むレコーディング。
しかし……それは、午前6時半をまわった直後だった。
新しい歌ものの曲を録音後、確認のため聴いてみると、一番もりあがる部分で音が見事にとんでいる。
???
何かいやな予感。
そう、これは、夏に同じスタジオでレコーディングした時にも起きた現象だった。
もう一度録り直す。
聴く。
やはり同じところで、ブレイクビーツのごとくスネアロールがチョップされている。
ハードディスクの違う場所でもう一度録音し直しても、
レコーダーの電源を一度落としてみても、まったく同じ場所で音飛びが起こる。
もしや音量が大きすぎたり(?)、と入力レベルを下げても変わらず。
だが試しにその部分を、全く違う静かなドラムパターンに変えて録ってみると、何の問題もない。
背筋が凍る3人。
このスタジオには霊がいるのか?
1時間近く繰り返している内、やっとまともに録音できたから良かったものの、
あれは一体なんだったのか。
そしてその後の曲は、ほとんど気力で演奏。
最後の30分には幻聴まで聞こえ出す始末。
午前8時半、予定していた曲は、どうにか終了した。
レコーディングは辛い作業だ。
だが、同時にものすごく意味のある作業だと思う。
ここで録音した音が、euphoriaのCDを聴く人の耳に直接とどくのだから。
スタジオを出ると空はもう明るい。
日曜の朝のさわやかな表情の人々と、それとは対照的な精根尽きはてた自分。
通りを歩く人の波や駅の構内アナウンス、すべてが夢の中のようで、
ようやく家にたどり着いた僕は、即刻、深い眠りにおちていったのだった。
2002年12月06日
今日も、昨日も、おとといもバンド練。
そう、明日はレコーディングなのです!
夜12時半から朝8時半まで、恐怖の”深夜8時間パック”(笑)。
録音候補は7曲、果たして時間内に全て録れるのか。
毎度のことながら、今回もぎりぎりです。
でもひとつひとつを丁寧に、聴いてくれる人に伝わる音を録りたいと思ってます。
最大限やって、いい作品つくります。
期待しててください。
2002年12月02日
冬に食べるアイスクリームは、夏とはまた違った味わいがあります。
僕は小学校の頃、文字どおり一年中、毎日アイスを食べていました。
おかげで、アイスを食べるスピードは誰よりも速くなりました。
12月のアイスクリーム、ちょっとリッチな気分になります(?)。
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