恐るべしウラ拍メトロノーム

今週は本当に忙しくて、この日記を書く時間さえなかった。
まあ、もとから日記とは到底呼べない更新度ではあるのだが。


今日は久々のスタジオ練習だった。
そして、”最近開発した特訓”によるのだろう、
以前よりもかなり演奏しやすさを感じられた。

恐るべしウラ拍メトロノーム。
いつもいつもクリックをウラで聞いているあまり、
最近はメトロノームの音を聞くと、
それが勝手にウラに聞こえたりしてしまって、
ちょっとウケル。

もっともっと、基礎リズムを鍛えていきたい。


そして今から、予約録画しておいたフランス対セネガルを、ビデオで観戦です。


>今聴きたい曲 THE APPLESEED CAST "On Reflection"

ヒカリnoチカラ

最寄の駅から家に向け自転車を走らせていた時、
ふと横を見ると、雨上がりの小さな公園に、陽が差し込んでいた。

僕は、普段、カメラを持ち歩かない。
しかしよく、「この場面を撮りたい!」という衝動にかられることがある。

今日、たまたまその公園が目に入った時もそうだった。
僕は急いで家に帰って、カメラを持って再び公園に向かった。

だが、ある程度予想はしていたが、差し込む光の角度は大きく変わってしまっていて、
もう、さっき見た風景ではなかった。
つまり、シャッターチャンスを逃したのである。

それでも雨あがりに晴れ間がのぞいた時の、
反射するまぶしい感じの風景を何ヶ所かでみつけたので、
10枚ぐらい撮ってから家に戻った。

光が景色を別のものにする力に、またも実感させられた出来事だった。


>本日のテーマ THE APPLESEED CAST "A PLACE IN LINE"

微熱の日々

久しぶりに風邪をひいた。
ごく軽い風邪ではあるが。

おとといは37度5分の微熱の体で、
平熱なスーパーカーのライブを見に行った。

生演奏と打ち込みのバランス。
何年か前に見た演奏より、すいぶん良さが感じられた。

W杯までに風邪を治して、万全の体勢で観戦せねば。


>今聴きたい曲 radiohead "everything in its right place"

fantasmartyr

電車に乗るとき、
進行方向一両目の一番前が大好きだった、小さい頃の僕。

運転手さんの背中越しに、動く景色に目を奪われていた。

時にまっすぐで、時に緩やかな曲線を描く二本の鉄の筋。
遠くに霞む景色が、やがて近づいてくる。
そのスピードはどんどん加速し、すぐそこまで来た、と思うやいなや、
視界から消えていく。

最後尾で眺める景色もおもしろい。
先頭で見た景色の動き方が、そのまま巻き戻っているような感覚。

視界の縁から、次々と新しいものが飛び込んできて、
みるみる遠くなっていく。


今日、中央線でたまたま先頭に乗った僕は、
ふとそんなことを思い出した。

窓の外を眺める。

近づいては視界から消えていく景色。

不思議なことに、今でも、
その景色の動き方は新鮮に感じられた。


そして僕は、そのことに自分で驚きつつも、
少しほっとして、ため息をついてしまったのでした。

>本日の一曲 idlewild "Let me sleep (next to the mirror)"

腹十分

本日、焼肉を食いました。

カルビ、タン、ハラミ、ミノ、ギアラ、ビートロ……。
いろいろと食しました。
うまかったー。

でもトン足は、あまり魅力的ではありませんでした。
昔、学校で飼っていたブタたちを思い出してしまって(笑)。

そして帰り道、腹十分の僕は、雨にぬれた道路に映る車のテールランプを眺めつつ、なかなか来ない深夜バスを待っているのでした。


にしても、俊輔の代表落選がショック……理解できん……。


>今の一曲 rage against the machine "Know Your Enemy"

from Nakameguro to Everywhere

キノシタより1日遅れて、昨日、コーネリアスのライブに行ってきました。

ひょっとしたら、あんなに純粋に”楽しい”ライブは初めてだったかも。

小山田さん、センスのいい、本気な遊びをやってました。
観客を音と映像とで最高に楽しませながら、本人も最高に楽しんでるようでした。

キノシタが言うように、視覚と聴覚、両方への刺激。
昨日は、脳が刺激されてるのを、ほんとに感じたのです。

POINTという”音”アルバムをライブで再現することなんて、
不可能じゃなかろうかと思っていたら、
POINTの”世界”を、見事に、立体的に具現化していてびっくり。

期待をはるかに超えた内容に、大満足の帰路でありました。

大きかった世界

”child's view”。
モリカワのworksのページに新しくアップされた曲。

自分も最近、小さかったころの写真を整理した。
断片的な記憶となってよみがえる場面、
記憶の濃い霧の向こうに消え、まったく思い出せない出来事。

いずれにせよ、写っている昔の僕は、
過去も未来も考えず、今を夢中で生きていたに違いない。

まったく、人はいつからこんなに屈折してしまうのでしょう(笑)。

1枚、3才の僕が写した写真があった。
見上げるように巨大な自動販売機。
そういえば昔は、何もかもが大きくて、広かった。

未知の世界に、一生懸命になって伸ばしていた手。

”child's view”を聴きながら、
忘れていた感覚が、わずかに、しかし確かによみがえってきたのでした。

15年来の友人について

うちのドラマーは、なかなかのテンネンくん。
自動改札でテレホンカードを通しちゃうような感じなのです(実話)。

練習の時も、毎回のようにメンバーを笑わしてくれます。
そして本日もまた然り。
でもあの面白さは、彼のキャラを知っていて、かつ実際にその場に居合わせないとよく伝わらないでしょう。

「クールな外見からは連想できないっ!」と定評の、愉快な行動と言動(笑)。
きのしたよーすけと話したことのない人、
街で、ライブで、彼を見かけたら、声をかけてみることをおすすめします☆


>本日のテーマ THE COMAS "ARENA"

heavy music?

あるミュージシャンが言っていた。
「音だけがヘヴィな音楽を作るのは簡単だが、中身がヘヴィな音楽を作ることは難しくて、やりがいがある」と。

中身がヘヴィな音楽……。

そういえば、ナンバーガールの新作は”NUM-HEAVYMETALLIC”。
先日、テレビ番組で彼らのレコーディング場面をおさめたドキュメンタリーを見た。
そこに映されていたのは、曲を作る最中の4人の、異常なまでに真剣な姿勢。

中身がヘヴィな音楽……。
僕らも目指していきたいものです。


>今の気分 autechre "confield" を1枚通して

mono

monoというバンドの演奏を体験しに行きました。
場所は新宿JAM。

彼らは日本人でありながらアメリカで先に認められ、
海の向こうでCDをリリースし、ツアーもまわっているらしいのです。

以下、本日感じたことの断片。

胸に迫る切迫感。
淡々とした風景に、突如流れ込む音の濁流。
交錯するクレッシェンドと、デクレッシェンド。

いやー、またひとつ、素晴らしい音楽に出会うことができました。

惑星集合

何でも、今、”惑星集合”が起きているらしい。

日没直後、西の空。
水星、金星、火星、木星、土星が接近して並んでいるそうだ。

今世紀に数回しかない現象、とのこと。
次に起こるのは2040年の9月だとか。

天体の動きは、”何十年、何百年に一度の”とよく形容される。
人間と比ではない、サイクルの長さ。

宇宙を研究し始めたら、人生観、変わるかも。


>今聴きたい一曲 TEENAGE FANCLUB "Is This Music?"

sound of silence

今いるのは、大学の図書館。
図書館では喋り声がしない。
人はいるのに、皆黙っている。

昔、”無音”と”静寂という音”の違いについて、森川と話したことを思い出した。

前者は文字通り無で、後者には独特の緊張感のようなものがある。
それは音にならないものなのかもしれない。

僕は”静寂という音”が好きだ。

sound of silence。
音楽においても音の無い部分は、音のある部分と同様に重要、と思う。

高菜むすび

本日もバンド練習の後、駅のベンチで夕飯。
サンクスで購入したおにぎり3種(ちなみにドラマーのキノシタはオム焼きそば)。

さすがに牛丼も食べ飽き、ファミレスもちょっとねぇ、
そんな僕らの決断は、駅のベンチに腰掛け、酔っ払ったおじさん方が鼻歌まじりに改札を通過していくのを眺めながらの夕飯。

夜の駅、いろんな人がいるものです。
時折目が合う駅員さんを見て、1日中ここにいたら人を見飽きるんじゃなかろうか、なんて思ったり。

そんな5月の最初の日。


>今の気分な一曲 RADIOHEAD "bullet proof..i wish i was"