2010年11月20日 [ "euphoria" ]
歩み続けること
久々に”fluidify"を聴く。
昨年まるまる1年かけて仕上げた作品で、
これを聴くと、2009年のいろんなことを
思い出すことができます。
今聴いてもとても好きな作品。
先日、euphoriaの活動を
しばらくお休みすることをHP上で発表しました。
ツイッターなどで、あたたかな言葉をくれたみなさん、
本当にどうもありがとうございます。
僕も、もちろん、寂しい気持ちがあります。
そして、なにかぽっかりと隙間がある感覚。
これまで、最も多くの時間を使って向き合ってきた
euphoriaの活動がお休みになったのですから、
ぽっかりとするのも
少しの間仕方がないことかもしれません。
以前まで、活動を止めることは
全くあり得ないことだと思っていました。
それは、ゆったりでも
動き続けることが大切だと思っていたから。
でも今回、きのしたが彼自身の活動に対する、
不安感や、もやもやとした気持ちが
どんどんと増してくるにつれて、
日に日に苦しそうになっているのを見て、
3人で、そしてスタッフも交えて、
多くのミーティングをしてきました。
今回、もしかしたら、
なにがなんでもという半ば強引な形で、
活動を続けることもできたのかもしれません。
ただ、今の状況においては、
そのように無理矢理に進めていくよりも、
少し、euphoriaを休めて、
3人それぞれの日々を色濃いものにさせること。
その時間をとおして、再び動き出した
euphoriaが出す音を、確かに信じてみようと、
そういう気持ちになったのです。
この思いを3人で共有できたことは、
とても大きなことでした。
めまぐるしいスピードで、
周りの状況が変わり続けるこの時代で、
動きを止めるということはどういうことなのか、
そう考えるのではなくて、
それぞれが止まることなく歩み続けて、
予想できない新しい場所から、また動き出すときを
たのしみにしていきたいと思っています。
サイトのTOPページは、頻繁に更新していこうと
思っているので、お暇なときにでも、
ときどき、遊びにいらしてくださいね。
ではまたお会いできるときをたのしみにしています!