自分をひらく

"silence in everywhere"のツアーを無事、終えることができて、
ほっとひと息ついているところです。

ツアーを一緒に回ってくれた、京都のLlamaのみなさん、
各地で共演してくれたバンドのみなさん、
そして、会場に足を運んでくれた方々、
どうもありがとうございました。

euphoriaにとって、
とても実りのある時間を過ごすことができました。

*

ツアー中というのは、
いつもの日常とは異なり、
さまざまな感覚に敏感になります。
なので、ほんの小さなことであっても、
それに対して、大きな不安や大きな喜びを感じたり、
ということが多々あります。

そんななかで気づかされたことなのですが、
今までには、自信を持っていたような部分がことごとく崩れたり、
逆に、弱みと思える部分に意外にも力を感じたり、
ということがありました。

今までには、
「euphoriaらしさ」だったり、
「自分らしさ」という意識を持つことが、
大切なことで、それを追い求めなくてはと、
思っていたことがあったのですが、
でも、そう意識しすぎることで、
どんどんと閉じていってしまうという、
そんなよろしくない可能性もあるのではないかな?

そもそも「〜らしさ」というのは、
本人が定義できるものではなくて、
回りにいる人が感じて、
初めて、存在するものだと思います。

自信のある部分がことごとく崩れたり、
弱みと思える部分に意外にも力を感じたり、
ということからも分かるように、
回りにいる人たちが感じていることは、
ほんとうに多種多様です。
だからきっと、自分の思い描く「〜らしさ」というものは、
実際には、不確かで脆いものなのではないかなぁ。

「〜らしさ」をむやみやたらに、追い求めるのではなくて、
もっともっと「自分をひらく」ということを
大切にしていきたいと思っている、今日この頃です。