夏のはじまり

夕方に、家の前の坂道を、自転車で駆け下りると、
なんとも心地よい、初夏の香りが漂っている。
その空気を全身で感じながら、
青空に浮かぶ、大きな入道雲を見上げる。
なんて、広大で、穏やかなのだろう。

その瞬間、僕が小さな頃に感じていた、
さまざまな形のしあわせな記憶が溢れ出してきました。

この気持ちさえあれば、
このさきにある、いろいろな不安や困難も、
しっかりと向き合いながら、日々を過ごしていけるかな。

そんなことを思いながら、
ゆっくりと夏のはじまりをサイクリング。