2007年10月01日 [ travel ]
欲張りなしあわせ
「行く言葉が美しければ、来る言葉も美しい」。
今日行ってきた有珠善光寺に書かれていたことば。
いつもだったらお寺に書かれていることばを覚えていることは少ないけれど、
北海道の過ごしすい気候、ほのぼのとした時間の流れの中を旅している時に出会うと、
なんだか、不思議とこころに響くものです。
今日は有珠善光寺まで自転車で出かける。
途中、大きくゆったりとした海岸沿いの道があり、
そこで少し休憩。
これだけ大きな美しい海岸でも、誰一人いない。
北海道はどれほど広いのでしょう。関東近郊では、まったくありえない光景です。
静かな海岸に、僕ひとりと、たくさんのカモメたち。
やさしく打ち寄せる波の音に耳を傾けて、その音を録音(よい素材になりそう)。
善光寺自然公園にはちょっとした散策路があって、
そこではもう、ほのかに紅葉が始まっていました。
東京とは一ヶ月ほどの時間差があるのでしょうか。
僕の好きな季節を二回分も楽しめるという、
なんとも欲張りなしあわせです。