移ろい続ける季節の中で

しばらくの間、制作作業に追われ、だいぶ忙しい毎日だったので、
スタジオ兼、僕の部屋もだいぶ荒れ放題になっていました。
これでは、新しい曲の制作もはかどらないので、
ちょっとゆとりのできた今のタイミングで、整理整頓を。
人それぞれだと思うのですが、僕の場合、
部屋のきれいさに比例して、よいアイディアが湧いてくるようなので、
ひとつのプロジェクトを終えるごとに、大まかに整理しています。

そして、生活の習慣も、元通りに修正しなくては、と、
ひさしぶりに、1時間弱のランニングに出かける。
相当ご無沙汰していたランニングシューズを履いて、夕方に家を出る。
体力の衰えをだいぶ心配しながらの道のり。
走っている最中、見る見るうちに、日が沈み、暗闇が僕を包む。
どれほど、タイムが落ちてしまったのだろう、
そんな不安を抱えながら、家に戻ると、
それほどのタイムの変化はなかった。

どうやら、季節が確実なスピードで動き続けていることを、
うっかり忘れていたようです。